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『薬害エイズはなぜ起きたか――二度と悲劇を繰り返さないために』

薬害根絶フォーラム 編 19960625 桐書房,254p.

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last update:20151212

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■薬害根絶フォーラム 編 19960625 『薬害エイズはなぜ起きたか――二度と悲劇を繰り返さないために』,桐書房,254p.  ISBN-10: 4876473307 ISBN-13: 978-4876473304 1456+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

薬害エイズ事件の教訓を未来に生かすために、いま、なすべきことは。薬害被害者、医薬の専門家、政治家らが提言する薬害根絶への道。

■目次

はしがき 西 三郎

薬害根絶フォーラム開会のことば  村上 省三

PART☆I なぜ薬害エイズは防げなかったのか
あのとき、患者の危惧が生かされていれば……  東京HIV訴訟原告番号一二番
薬害エイズの教訓――輸血医学とくに血液事業面から  清水 勝
ドイツにおける薬害エイズへの対応  米丸 恒治
HIV感染被害者の実態調査から  高階 恵美子

PART☆II どうすれば薬害の再発を防止できるか
薬害多発の経済構造の改革を  儀我 壮一郎
製薬企業労働者の役割は  荒木 茂仁
医薬品情報誌の役割は  別府 宏圀
公的規制の強化と研究・教育の充実を  片平 洌彦

PART☆III 薬害根絶――私たちの提言
●政党から(発言順)
社会民主党  五島 正規
新党さきがけ  枝野 幸男
自由民主党  衛藤 晟一
新進党  山本 孝史
日本共産党  岩佐 恵美

●薬害被害者・患者団体から
被害者の実情に合った救済策を  スモンの会全国連絡協議会 高橋 豊栄
真実の情報を誰もが手にできるシステムを  予防接種被害者の会 藤井 俊介
薬害を起こさせない人と組織のあり方  サリドマイド被害者 佐藤 嗣道
天下りによる官民癒着を断て  東京HIV訴訟原告団代表

●弁護士から
新立法を含む抜本的な制度改革を  清水 洋二
人は過ちを犯す――その前提にたった幾重ものチェック機構を  鈴木 利廣
薬害エイズ事件の教訓を未来に生かすために――フォーラムでの論議をふりかえって  川瀬 清
薬害エイズ裁判の「和解」と薬害根絶の動き――あとがきにかえて  牧野 忠康

巻末資料
〈本文関連〉
資料1 「薬害エイズ」被害者への早急な謝罪・償いと薬害根絶を求める緊急声明
資料2 日本医労連「医薬品と薬価に関する提言(第一次)」
資料3 全薬会議「薬害エイズ被害者救済の早期実現を求めるアピール」
資料4 日本製薬団体連合会「製薬企業倫理綱領」
資料5 片平 洌彦「薬害エイズ救済への課題」(読売、96・3・27付)
〈HIV訴訟関係〉
資料6 東京地裁HIV訴訟和解案(第一次)と和解勧告に当たっての所見
資料7 東京地裁HIV訴訟和解案(第二次)と第二次和解案の提示に当たっての所見
資料8 東京地裁HIV訴訟和解条項と確認書・覚書・協定書
資料9 東京HIV訴訟原告団声明
〈薬害エイズ真相に関する資料〉
資料10 厚生省内部資料(郡司ファイル)83・7・4付文書と83・7・11付文書
資料11 厚生省HIV問題調査プロジェクトチーム中間報告書〈要旨〉
資料12 厚生省HIV問題調査プロジェクトチーム第二次中間報告書〈要旨〉
資料13 厚生省HIV問題調査プロジェクトチーム最終報告書〈要旨〉
資料14 東京HIV訴訟原告弁護団「薬害エイズの真相究明に関する弁護団中間報告書
資料15 参議院厚生委員会薬害エイズ問題小委員会・松田重三参考人質疑
〈薬害再発防止策〉
資料16 「新進党・薬害発生防止対策」
資料17 第二東京弁護士会「医薬品の安全性確保(薬害発生の防止)のための抜本的制度改革の提言」
資料18 薬害エイズ関係年表
〈薬害全版〉
資料19 日本における主要な薬害問題(片平 洌彦)
資料20 最近の主な薬害・副作用問題(片平 洌彦)

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP:20080417 REV:20151212
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