無限の時間と空間をもつ〈宇宙〉という概念は、古来、人間を惹きつけてやまない。著者はデモクリトスやプトレイオスらのギリシャ・ローマの宇宙観から筆を起こし、コペルニクス、ケプラー、ガリレオ、デカルト、ニュートンとつづく天文学の業績を平明に解説。20世紀のアインシュタイン、ガモフらによる新たな〈宇宙神話〉ビッグ・バン理論まで、幾多の曲折を経て確立された壮大な宇宙論の歴史。内容(「BOOK」データベースより)
無限の時間と空間をもつ「宇宙」という概念は、古来、人間を惹きつけてやまない。著者はデモクリトスやプトレマイオスらのギリシャ・ローマの宇宙観から筆を起こし、コペルニクス、ケプラー、ガリレオ、デカルト、ニュートンとつづく天文学の業績を平明に解説。二十世紀のアインシュタイン、ガモフらによる新たな「宇宙神話」ビッグ・バン理論まで、幾多の曲折を経て確立された壮大な宇宙論の歴史。著者紹介
1936年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科(科学史科学哲学分科)卒業。東京大学教授を経て、現在、国際基督教大学教授。主な著書に、『日本近代科学の歩み』『西欧近代科学』『近代科学と聖俗革命』『歴史としての科学』『科学と日常性の文脈』『時間の科学』『文明のなかの科学』『科学者とは何か』、講談社学術文庫に『近代科学を超えて』『科学史の逆遠近法』、『科学的発見のパターン』(訳)がある。