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『安楽――生と死』

西野 辰吉 19960430 三一書房,200p.


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■西野 辰吉 19960430 『安楽――生と死』,三一書房,200p. ISBN-10: 4380962431 ISBN-13: 978-4380962431 [amazon][kinokuniya] ※ d01 et

■内容(「BOOK」データベースより)
「生」の終末をどう考えるか。食道がん・口腔がん(棘細胞)に侵された著者の、余命こそ「安楽な生と死」という渇望を、文学者の奥深い眼でつづる。医療政策・臨床医・薬害等の医療現場の深い闇を照射する渾身の告発書。

内容(「MARC」データベースより)
食道がん・口腔がん(棘細胞)に侵された著者の、「余命こそ安楽な死を」という渇望を、文学者の奥深い眼でつづる。医療政策・臨床医・薬害等の医療現場の深い闇を照射する渾身の告発書。

■目次

1 安楽 生と死
2 東海大学病院安楽死事件判決
3 夢巡礼

■引用

 「この三月十日の″NHKスペシャル″の後に、「朝日新聞」テレビ欄の「はがき通信」に、こういう記事が載った。
 <安楽死を望むのはエゴイズムだと思う。その人たちにはどんな状態でも生きていてと願う肉親はいないのでしょうか。人間は時として他者のためにも苦痛に耐えて生きねばならないと(p.66)思う。自然に息が絶えるまで>
 これは六十五歳の東京の主婦の投書なのだが、エゴだといいながら、他者のために苦痛に耐えろというのが他者のほうのエゴだという矛盾をもっている。
 介護する――患者の死にふかく関わる肉親のなかには、どんな状態でも生きていてほしいと願う心情があるだろう。しかしそれは肉親であっても、″死″にとっては他人なのであって、他者の視線で″死″を見ているのだ。」(西野[1996:66-67])

■言及

◆立岩 真也 2008 『…』,筑摩書房 文献表


UP:20080329
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