『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14)
井上 俊・上野 千鶴子・大澤 真幸・見田 宗介・吉見 俊哉 編集委員
19960308 岩波書店,238p. 2100円(本体2039円)
■井上 俊・上野 千鶴子・大澤 真幸・見田 宗介・吉見 俊哉 編集委員 19960308 『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14),岩波書店,238p. ISBN-10: 4000107046
ISBN-13: 978-4000107044 2100 [amazon]/[kinokuniya] ※
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□Inoue, Shun(井上 俊) ; Ueno, Chizuko上野 千鶴子 ; Osawa, Masachi(大澤 真幸) ; Mita, Munesuke(見田 宗介) ; Yoshimi, Shunya(吉見 俊哉) eds. 1996a Sociology of Illness and Medicine(『病と医療の社会学』), Iwanami Shoten (岩波書店), Contmporary Sociolgy(岩波講座現代社会学) 14, 237p. <289>
◇Tateiwa, Shinya(立岩 真也) 1996f "Introductory Sociology Intervening in Medical Care"(「医療に介入する社会学・序説」), Inoue et al. eds. [1996a:93-108] <289>
■出版社/著者からの内容紹介
医療技術の論理は,現代人の生や死の価値観をどう揺るがしているのか.エイズ,障害者ケア,精神医学,先端医療等の現場に表れる問題を実証的に論じ,医療は誰のものかを根底から問う.【執筆者】ぬでしまじろう,柘植あづみ,市野川容孝,綿貫礼子,立岩真也,宗像恒次,西村周三,高橋涼子,中川米造,若林一美,荻野美穂,森岡正博.
◆市野川 容孝 19960308 「医療倫理の歴史社会学的考察」
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):001-026
◆ぬで島 次郎 19960308 「先端医療政策論――現代社会における生と死の価値づけ」
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):027-047
◆柘植 あづみ 19960308 「誕生をめぐる「生命観」の変遷」
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):049-072
◆綿貫 礼子 19960308 「リプロダクティブ・ヘルス」
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):073-092
◆立岩 真也 19960308 「医療に介入する社会学・序説」
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):093-108
◆西村 周三 19960308 「産業としての医療――公益・私益・集団益のトリレンマ」
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):109-126
◆宗像 恒次 19960308 「エイズを通じた人類社会の新たな秩序」
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):127-149
◆高橋 涼子 19960308 「患者からユーザーへ――精神医療から考える患者−医療者関係とインフォームド・コンセント」
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):151-168
◆荻野 実穂 19960308 「美と健康という病――ジェンダーと身体管理のオブセッション」
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):169-185
◆中川 米造 19960308 「死にゆく者」
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):187-202
◆若林 一美 19960308 「死を看取る者たち」
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):203-221
◆森岡 正博 19960308 「「死」と「生命」研究の現状」(overview)
『病と医療の社会学』(岩波講座現代社会学14):223-238
第6刷 408 20000703