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『労働経済学』

樋口 美雄 19960215 東洋経済新報社,プログレッシブ経済学シリーズ,368p. ISBN: 4492812938 2752


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■樋口 美雄 19960215 『労働経済学』,東洋経済新報社,プログレッシブ経済学シリーズ,368p. ISBN: 4492812938 [amazon][boople] 2752 ※

出版社/著者からの内容紹介
労働需要・供給、失業と雇用問題等、人間という「財」を扱う労働経済学の基本を教えると同時に、国際化に伴う労働市場の構造変化をも見据えた新しいテキスト。

内容(「BOOK」データベースより)
本書は、従来の労働の需要と供給、すなわち労働者と企業の関係の分析にとどまらない。結婚・出産などのライフスタイルの変化、海外直接投資の激増や外国人労働者問題など国際間相互依存関係を視野に入れた雇用政策をも含んだ「新しい労働経済学」の展開をめざしたものである。

1章 労働需要
2章 労働供給
3章 労働時間
4章 失業と雇用調整・賃金調整
5章 長期雇用と短期雇用
6章 労働特性と雇用慣行
7章 環境変化とライフサイクル
8章 賃金格差
9章 労働組合
10章 経済変動とマクロ政策
11章 今日の労働市場をめぐる論点整理

1章 労働需要
 従業員比率割当て規制の経済効果 42-44

4章 失業と雇用調整・賃金調整
 主要先進国の失業率の推移 107
  アメリカ/イギリス/ドイツ/フランス/日本
  1964-1993 資料出所 OECD, Main Economic Indicators

7章 環境変化とライフサイクル
 女子の年齢階級別就業率の長期時系列推移 186
 資料出所 梅村又次他『長期経済統計2――労働力』東洋経済新報社,および,総務省統計局『国勢調査』

8章 賃金格差
 2 男女間賃金格差
 「労働市場が分断され、違った賃金が成立する状態は、製品市場が競争市場ならば長続きはない(ママ)。なぜなら、偏見を持たない雇用主が現れた場合には、白人と非白人には生産性に差がないわけだから、非白人を雇ったほうが安い人件費ですみ、製品市場で優位に立つことになる。非白人に偏見を持っている企業も、こうした企業に追随して黒人を雇わなければならなくなる。」(220)
 cf.女性の労働/性別分業


UP:20050727
労働  ◇BOOK
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