『転換の時代の社会福祉――日本の論点・イタリアの経験 PASS論文集』
福田 静夫・宮田 和明 199601 文理閣,306p.
last update:20210213
■福田静夫・宮田和明(編),1996,『転換の時代の社会福祉――日本の論点・イタリアの経験』文理閣.ISBN-10: 4892592528,ISBN-13: 978-4892592522,[amazon]/[kinokuniya].
■内容紹介
■目次
社会保障制度「再構築」の方向と課題(宮田和明)pp. 17-50
社会福祉と国民生活(太田義郎)pp. 51-82
新日本的経営と労働運動(山下東彦)pp. 83-112
民間社会福祉事業の意義と課題(板原克介)pp. 113-138
三浦理論とは何か(中原三郎)pp. 139-162
政策としての脳死(倉持武)pp. 163-202
障害概念とパラダイム転換(高橋智)pp. 203-238
イタリアの医療制度の中の精神医療(伊藤春樹)pp. 239-252
トリエステの20年後(G・デッラックア)pp. 253-
掠取の目録(F・ロテッリ)
人間と物(F・ロテッリ)pp. 287-300
■引用
pp. 262, 270(ジュゼッペ・デッラックア)
イタリアにおいて、最初の就労協同組合は、1973年に?作業療法?に反対するなかで生まれた(p.262)。利用者たちが主人公となった2つのプロジェクトに、「セルフヘルプ・グループ」と「家族のための相互援助の情報・組織プロジェクト」がある。こうしたプロジェクトは、社会的な就労協同組合(社会企業)の強力な発展とあいまって、サービスの利用者たちに参加のセンスと新しい主役たるセンスとを与えている(p.270)。
■書評・紹介
■言及
*更新:伊東香純