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『老いることの意味――中年・老年期』(講座生涯発達心理学 5)

南 博文・やまだ ようこ 編 19951120 金子書房,264p.

last update:20140501

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■南 博文・やまだ ようこ 編 19951120 『老いることの意味――中年・老年期』(講座生涯発達心理学 5),金子書房,264p. ISBN-10:476089215X 欠品 [amazon][kinokuniya] ※ a061990

■内容

成人期の発達モデル/人生半ばを越える心理/高齢化社会における新しい老人像/ライフサイクル―男性と女性/人はいかにして死と向きあうか/今後の研究の展望と方法論(縦断研究の方法・心のゆらぎと共振する人生の物語を求めて)/他

■目次

 刊行のことば

第1章 人生移行のモデル   南 博文
      ―人間発達のドラマをどう見るか
  1節 等身大のモデルをもとめて
     1 生涯発達のモチーフとしての転機あるいは危機/2 理論のレビュー
  2節 人生移行の概念モデル
     1 人生移行の概念/2 人生移行のプロセス・モデル
  3節 人間発達のドラマ学
     1 劇的な状況の相貌/2 ドラマ・メタファーによるステージ概念の再解釈3 ドラマ的状況における発達
       の意味

第2章 人生半ばを越える心理   岡本 祐子
  1節 ライフサイクルの変化と中年期
     1 ライフサイクルにおける中年期の意味の変貌/2 中旬期のとらえ方/3 中年期に見られる諸変化
     /4 中旬期平穏説と危機説
  2節 転換期としての中年期
     1 生涯発達の思想/2 初期の成人発達研究における中旬期のとらえ方/3 1970年代以降の成人発
       達研究

  3節 人生の見直しと再生―アイデンティティの再体制化
     1 中年期に体験される心身の変化/2 中年期のアイデンティティ再体制化のプロセス/3 再生と停
       滞の岐路
  4節 老年期への移行期へ向けて
     1 老年期への移行期に見られる諸変化/2 定年退職期のアイデンティティ危機/3 現役引退期の危
       機をのりこえるための条件
  5節 歳をとること―成熟の意味と世代の継承
     1 成人期の発達・成熟をとらえる視点/2 アイデンティティの成熟にかかわる要因/3 世代性の達成
       とアイデンティティ
  おわりに

第3章 高齢化社会における新しい老人像   下伸 順子
  1節 人生の最終ステージとしての老年期
     1 高齢化社会の到来/2 ライフサイクルからみた老年期
  2節 老年期における生涯発達課題
     1 老年期は低下,衰退の時期か/2 老年期は成熟,円熟期か/3 超高齢期の発達課題は存在するの
       か
  3節 老人の諸機能の見直し―新しい老人像を求めて
     1 老年期の人格特徴の固定硯念/2 衰える機能と熟する機能/3 高齢化社会と老人

第4章 ライフサイクル―男性と女性   杉村 和美
  1節 ライフサイクルとは何か
     1 ライフサイクルの概念/2 心理学におけるライフサイクル論/3 現代的状況におけるライフサイク
       ル
  2節 男性と女性のライフサイクル
     1 男女のライフサイクルを特徴づける存在様式/2 ライフサイクルにわたる存在様式の変化/3 ライ
       フサイクル論における価値の転換
  3節 女性と男性の生き方の多様化
     1 女性をめぐる社全的変化/2 女性のライフサイクルの多様化/3 標準的出来事の心理的意味の
       変化/4 男性の新しい生き方
  4節 個人のライフサイクルと家族との接点―父親と母親
     1 世代間のライフサイクルの連鎖/2 家族におけるライフサイクルの段階の相互作用/3 変化する
       父性と母性/4 家族を越えたネットワーク

第5章 ライフサイクルからみた老いの実相   平山 正実
  はじめに
  1節 臨床的現場から見えてくるもの
  2節 喪失体験と危機―価値の哲学をめぐって
  3節 老人という存在の意味
  4節 厳しい現実と老いの知恵
  まとめ

第6章 今後の研究の展望と方法論
 6.1 長い時間軸からみた縦断研究の方法を求めて   古澤 頼雄
  1 生涯的縦断研究を通して考える人間研究とは何か
     1 ライフサイクル(人生)を取りあげる/2 人生移行影響を明確にする/3 人生における過去が現在・
       将来にもつ意味を明らかにする
  2 生涯的縦断研究にたずさわる研究者の意識
     ―筆者の経験を通して   3 生涯的縦断研究に協力する対象者の意識
     1 臨床研究に協力する対象者の意識/2 実験研究に協力する対象者の意識/3 調査研究に協力
       する対象者の意識
  4 生涯的縦断研究を考える条件
  コメント ひとりひとりの人と長くかかわるということ   やまだ ようこ
 6.2 文脈のなかで人と人とが語りあう方法を求めて   石井 宏典
  1 なりゆきを記述する
  2 語りのなかへ
  3 移動する人たちを対象に
  コメント 人生を「物語る」ことの意味   南 博文
 6.3 心の揺らぎと共振する方法論を求めて   やまだようこ
     ―人生の心理過程モデルとしての映画
  1 映画がもたらす心理的実現
     1 止まった時計―「私」にせまる映画/2 映画のリアリティ
  2 現場心理学のモデルとしての映画
  3 体験過程モデルとしての映画
     1 生きる過程のモデル/2 コミュニケーション・モデルとしての映画
  4 人生心理学のモデルとしての映画
  コメント 人生のテキストを拡張する   南 博文

 人名索引
 事項索引

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP:20140501 REV:
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