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『なぜ経済学は自然を無限ととらえたか』

中村 修 19950910 日本経済評論社,256p.

last update:20110311

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■中村 修 19950910 『なぜ経済学は自然を無限ととらえたか』,日本経済評論社,256p. ISBN-10:4818808148 ISBN-13:978-4818808140 \2940 [amazon][kinokuniya] d/e05 ※

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
本書ではエントロピー論を用いて経済学批判をおこなった。エントロピーとは熱力学の概念で、経済活動でもたらされる物質やエネルギーの劣化の指標として経済学は利用できる。常識で考えれば有限な地球の上で経済が無限に成長することなどありえなった。持続的な経済社会の建設に向けてまず必要なことは、経済学者が論じる「成長」が非科学的な産物であることを証明することであり、本書ではその証明に全力を注いだ。
内容(「MARC」データベースより)
有限の自然、地球の上で、無限の成長はありえない。具体的エネルギーや資源に関するデータと議論から、経済学者が論じる「成長」の矛盾を明らかにする。経済学に対して科学的に批判し、成長神話の呪縛を解く。*

■目次


1章 エネルギー消費の経済発展―経済学における生産と消費の逆転
2章 自然破壊をともなう経済発展―破壊を生産とみなす経済学
3章 経済学における無限の自然
4章 経済学への熱力学的制約
5章 未来の希望を示す農学

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:竹川 慎吾
UP:20110311 REV:
経済(学)economics   ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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