『ニューヨーク障害児教育事情――在米コミュニケーション・セラピスト30年の挑戦から』
カニングハム 久子 19950919 学習研究社,230p.
■カニングハム 久子 19950919 『ニューヨーク障害児教育事情――在米コミュニケーション・セラピスト30年の挑戦から』,学習研究社,230p. ISBN-10: 4054005268 ISBN-13: 978-4054005266 \2047 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
「BOOK」データベースより)
人権先進国、アメリカから学べることはあるか。渡米30年。最優秀臨床教育賞・外務大臣賞などを受賞した著者が、自身の臨床例を通して日米の違いを浮き彫りに。
「MARC」データベースより
著者自身の発語障害の治療の臨床例やコミュニケーション・セラピストとしての体験を綴り、障害児教育の問題を明らかにする。1984年日本放送出版協会から刊行された「そして挑戦の日々」の改題、改訂。
■目次
I 青春ー試練の旅立ち
左足を切断した二十五の春
ニューヨークのきびしい冬
結婚、仕事、そして受賞
ルペラ・チルドレンとの十余年
II すさまじい天使たち
小さなライオン ――アレックス
耳の聞こえる聴覚障害 ――マリア
”プア・チャイルド” ――ロイス
八年がかりの「ア・ヴ・ユー」 ――ゴードン
「私はショーガイジなんですって」 ――レズリー
ついに「ママ」と呼んだ ――ダーリーン
III 親と教師、その愛は深いけれど……
率直だが神経症的な母親
”バッタード・ワイフ”
娘に永久避妊手術を望む母親
グラマーにミニスカート
手もとで養育できない悩み
非現実的な期待と教師不信
頑固に誇りを守る父親
私は”ミセス・チャプスイ”?
付 研究所の変転と治療システム
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治