『戦場の記憶』
冨山 一郎 19950815 日本経済評論社,183p.
last update:20120206
■冨山 一郎 19950815 『戦場の記憶』,日本経済評論社,183p. ISBN-10:4818808121 ISBN-13:978-4818808126 \1890 [amazon]/[kinokuniya] ※ o01
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
日常から戦場へ、戦場から日常へ。ニッポンの沖縄戦を問う。
内容(「MARC」データベースより)
沖縄をテーマとし、その沖縄を語る時に沖縄戦の話は不可欠であることから、著者は戦場にこだわる。殊に本土から差別的に扱われた沖縄の人びとがその身体性を記憶においてそれをどう受け取ったかに焦点をあてて問いかける。
■目次
T章 戦場を思考すること
1 日常から戦場へ
2 「日本人」になる
3 戦場動員
4 戦場を語るということ
U章 戦場動員
1 はじめに
2 参加と規律化
1 生活・モラル・ナショナリズム
2 「沖縄方言論争」
3 プロレタリア化と労働規律
3 帝国意識
1 南洋群島と沖縄
2 帝国意識
4 「日本人」になるということ
5 戦場動員
6 戦場
V章 戦場の記憶
1 証言の領域
2 戦場体験
3 沖縄戦の記憶
4 虐殺の記憶
5 記憶の分節化
6 沈黙
W章 記憶の政治学
1 戦場から日常へ
2 記憶の政治学
3 最後に――「OKINAWA JINTA」
注記
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志