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『再生産論を読む―バーンスティン、ブルデュー、ボールズ=ギンティス、ウィリスの再生産論』
小内 透 19950720 東信堂,291p. 3360
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■小内 透 19950720 『再生産論を読む―バーンスティン、ブルデュー、ボールズ=ギンティス、ウィリスの再生産論』,東信堂,291p. ISBN:4887132220 3360
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<目次>
はしがき i
序章 問題意識と課題 3
第1節 現代資本主義の再生産とその特質 3
第2節 再生産論の諸類型とその源流 6
第3節 本書の課題と視点 12
第1章 バーンスティンのコード理論の展開過程 15
はじめに 15
第1節 社会言語コード理論の形成・発展過程――コード理論の第1期 17
1 言語コード理論の成立過程(17)
2 言語コード理論から社会言語コード理論へ(20)
(一) 「情況」と「話しことばの変異体」 20
(二) 家族の構造と言語コードの関連 22
3 社会言語コード理論の問題点 24
第2節 教育コード理論と生産コード理論――コード理論の第2期 30
1 学校教育への着目と教育コード理論の成立 30
2 教育コード理論の深化 34
3 生産コードと教育コードの関連 37
4 コード理論の全体像 41
第3節 教育ディスコース論と教育実践論――コード理論の第3期 47
1 教育ディスコース論の展開 47
2 コード理論の集大成 49
(一) 社会言語コードの類別と枠づけの機能 49
(二) 教育ディスコース論の深化と教育実践論の展開 50
(三) コード理論の集大成の方向 52
第4節 コード理論の展開過程と到達点 56
第2章 ブルデューの文化的再生産論と階級論 63
はじめに 63
第1節 文化的再生産論の原点――『遺産相続者たち』と『再生産』 69
1 『遺産相続者たち』の論理 69
2 『再生産』における文化的再生産論の論理 73
3 『再生産』の到達点と課題 76
第2節 『ディスタンクシオン』における階級論 82
1 『ディスタンクシオン』の理論的位置 82
2 階級分類の視点と方法 83
(一) 資本の量と構造 83
(二) 集団的軌道と個人的軌道 85
3 階級構造の特質――交差配列構造と相同性 88
4 階級構造の再編メカニズム 91
第3節 文化的再生産論の到達点 102
1 文化的再生産論における階級論の意義 102
2 文化的再生産論の更なる精緻化 105
3 文化的再生産論とブルデュー社会学 107
第3章 ボールズとギンティスの対応理論の発展過程 113
はじめに 113
第1節 対応理論の形成 117
1 対応理論の前史 117
2 IQ論争と対応理論の登場 122
第2節 対応理論の確立 132
1 学校・家族の社会関係と生産の社会的関係の対応 132
2 教育の歴史と資本主義の発展過程の対応 135
3 対応理論における矛盾と展望 139
第3節 新たな理論展開と到達点 144
1 場と実践のアプローチ 144
2 政治的なメッセージの変化 149
第4節 対応理論の意義と問題点 157
第4章 ウィリスの三つの再生産論 163
はじめに 163
第1節 反学校文化論としての再生産論 165
1 『ハマータウンの野郎ども』の課題 165
2 再生産のメカニズム――洞察と制約 167
3 『ハマータウンの野郎ども』の問題点 172
第2節 文化的生産論としての再生産論 180
1 文化概念の再定式化 180
2 再生産論に関する諸概念の整理 182
3 変革や抵抗の視点の強調 185
第3節 消費文化論としての再生産論 192
1 若者の失業に関する文化的研究 192
2 象徴的労働と消費文化への注目 196
第4節 三つの再生産論の関連と問題点 204
終章 再生産論の課題と展望 211
第1節 再生産論の再編の視点と課題 211
第2節 再生産論の展望――新たな視点の提起 218
文献目録 229
1 バーンスティン 231
A バーンスティンの論文・著作 231
B バーンスティンを紹介・検討している論文・著作 238
2 ブルデュー 242
A ブルデューの論文・著作 243
B ブルデューを紹介・検討している論文・著作 254
3 ボールズ=ギンティス 269
A ボールズ=ギンティスの論文・著作 269
B ボールズ=ギンティスを紹介・検討している論文・著作 279
4 ウィリス 281
A ウィリスの論文・著作 281
B ウィリスを紹介・検討している論文・著作 283
5 複数の再生産論を紹介・検討した文献 285
6 本書で参考にしたその他の文献 288
*作成:植村要*/
青木慎太朗
*
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/g/uk01.htm
UP:20070506
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