『死の臨床X 死の準備』
日本死の臨床研究会編 19950630 人間と歴史社,332p.
■日本死の臨床研究会編 19950630 『死の臨床X 死の準備』,人間と歴史社,332p. ISBN-10:4890070869 ISBN-13:9784890070862 \3800 [amazon]/[kinokuniya] ※ d01
■内容
死をタブー視してきた伝統的価値観に対し、「死の準備教育」という新たな価値観が提議され、日本人の死生観は大きな転換期を迎えた。ガンの告知と死の準備、死の臨床と精神医学の接点などを解説。
■目次
シンポジウムT
高齢者のターミナルケア
内科臨床医の立場から
老人の死に対する態度について―社会精神医学的アプローチ
自然な死を考える
看護職の立場から
老年貴地方保持にアルツハイマー病のターミナルケア
シンポジウムU
死の受容―東西冷静交流の立場から
死は救えるか
死の受容
シンポジウムV
日本におけるホスピスの現状と課題
欧米におけるホスピスの動向
新しくホスピスを開棟して―病棟看護婦の立場から
患者の立場から
臨床心理の立場から
厚生行政の立場から
生涯教育講座
自己の探求―ケアの実践のために
特別講演
私たちの長い命のために
癌の告知と死の準備
原著
総合病院精神科における終末老人患者へのターミナルケア
無ースコールの工夫(音声感知型ナースコール)による四肢麻痺患者の看護
―器具の工夫で不安と疼痛が軽減出来た一事例を通して
医療費の分析から見たホスピスケア
終末期がん患者に対する症状コントロールとしての外科的治療
鍼灸治療とがん患者の気分の変化
有床診療所における終末医療―地域多職種アプローチの成果の検討と今後の展望
終末期がん患者の医療における精神科連携診療の実態―全国実態調査から
終のすみか、老人ホームの目指す看取り―終末ケアの試みと提言
癌患者の在宅ターミナルケア―家庭医の果たす役割
教育講演
死の臨床と精神医学の接点―話し合うことの大切さ
特別講演
ターミナルケアの将来
シンポジウムT
患者・家族とのコミュニケーション
患者の心理について
患者・家族とのコミュニケーション
ナースの立場から
医療ソーシャルワーカーの立場から
シンポジウムU
ターミナルケアに携わる人の教育
医師へのターミナルケア教育
ターミナルケアに携わる人の教育
ターミナルケアに携わる人の教育
美はーら僧養成を中心にして
事例検討T 在宅ケアの難しかったケース
事例検討U 結婚式の援助をした二十三歳乳癌末期患者を通して学んだこと
事例検討V ターミナルステージで意識低下をきたした患児の看護
事例検討W 癌告知について考える
事例検討X 末期がん患者への精神的援助を通じて学んだこと
事例検討Y 突然の死産を体験した母親の心理過程
原著
ホスピスケアにおける家族ケア―遺族へのアンケート結果を活用して
悪性疾患と小児患者への説明
ターミナルケア従事者の教育―美はーらにおける看護者の養成(教育計画案)を中心として
大学病院でターミナルケアは可能か?―ターミナルケアにおける大学病院の役割
苦しいときの遊びの効果
ターミナルケアにおける大量皮下注の有用性について
段階的告知における中間的病名の意義―がん受容の準備状態の指標としての有用性
一般病院におけるホスピスケアの試み
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:本岡 大和