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『異人論――民俗社会の心性』

小松 和彦 19950607 筑摩書房,ちくま学芸文庫,285p.

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last update:20160201

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■小松 和彦 19950607 『異人論――民俗社会の心性』,筑摩書房,ちくま学芸文庫,285p. ISBN-10:4480082182 ISBN-13:978-4480082183 欠品 [amazon][kinokuniya]

■内容



■目次

1 異人の民俗学
   異人殺しのフォークロア――その構造と変容
    異人の両義性について/「異人殺し」の伝説/「異人殺し」伝説のメカニズム/家の盛衰とその民俗的説明/変形されていく「異人殺し」伝説/「現実」の「表層」と「深層」/「異人殺し」伝説から「神霊虐待」伝説へ/「こんな晩」――「異人殺し」の昔話/「大歳の客」――「異人殺し」の昔話の変容/「異人殺し」のフォークロアとはなにか

2 異人の説話学
   恐怖の存在としての女性像――化物退治譚の深層
    「鉄の歯」をもった妖怪の昔話/ヴァギナ・デンタークの説話/「三人兄弟・化物退治」の昔話/山姥の民俗学/山姥の深層心理学/山姥の人類学/「異人」としての女性

   猿聟への殺意――昔話における「主題」と民俗社会
    はじめに/「主題」とはなにか/昔話の「主題」/昔話「猿聟人」の主題/おわりに

3 異人の人類学
   異人論への人類学的視点 折口信夫の「マレビト」再考
    はじめに/分析概念としての「マレビト」/歴史的モデルとしての「マレビト」/超歴史的モデルとしての「マレビト」/「マレビト」の人類学に向けて

   簑笠をめぐるフォークロア――通過儀礼を中心にして
    「祖霊」と「マレビト」/マレビトと簑笠――正月の来訪者/葬送儀礼における簑笠――葬式の晩の来訪者/エナと簑笠――赤字と嫁のかぶりもの/「やつし」――通過儀礼としての「忌みごもり」/簑笠と一揆の装束――危機儀礼の側面から

4 異人論の展望
   妖怪と異人――新しい妖怪論のために
    日本の神観念をトータルにとらえるために/おくれている妖怪研究/「妖怪」とはなにか/流動的な「祀るもの」と「祀られるもの」/日本の妖怪の特徴/妖怪の異類異形性/妖怪の他者性――内部と外部/山姥と河童の背後にあるもの/河童のイメージを構成するもの/河童伝承に暗示された実在/民俗社会のレヴェルを超えて

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:奥坊 由起子
UP:20160201 REV:
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