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『税制と税政――改革かくあるべし』

加藤 寛・横山 彰 19941225 読売新聞社,253p.


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加藤 寛・横山 彰 19941225 『税制と税政――改革かくあるべし』,読売新聞社,253p. ISBN-10: 4643941006 ISBN-13: 978-4643941005 [amazon][kinokuniya] ※ t07.

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内容(「BOOK」データベースより)
いかなる政治権力も、税制の理論を歪めては成功できない。権力闘争は税理論の裏付けを求めて展開されているのだ。税制改革の第一人者・加藤寛政府税調会長が「税」をもてあそぶ政治を痛撃。また、気鋭の財政学者・横山彰中央大学教授が、支出面からとらえた新しい理論を展開する。

内容(「MARC」データベースより)
税制改革の第一人者、加藤寛政府税調会長が「税」をもてあそぶ政治を痛撃。また、気鋭の財政学者・横山彰が支出面からとらえた新しい理論を展開。いかなる政治権力も税制の理論を歪めては成功できない。

■目次

第1部 増大する負担 加藤
 二十一世紀に取り残される日本
 税制改革をめぐる政治
第2部 二十一世紀の税制――支出税の出番 横山
 税制の旧パラダイム
 税制の新パラダイム
 新しい支出税体系への道

■引用

 「累進的所得課税に偏りすぎれば、必ず不満や脱税が増大する。いわば能力に応じて課税する応能主義課税方式は、人々の能力発揮を抑制させるきらいがある。工業化の時代、高度成長を持続させることができた間は、応能主義でよかったのだが、成熟社会に変わったいま、増大した社会資産を平等に享受する以上、負担はそれなりに平等になされねばならない。いわば応益主義課税方式を導入することは必然的な流れである。」(加藤・横山[1994:3])

■言及

◆立岩 真也 2008-2009 「税制について」,『現代思想』 資料

◆立岩 真也・村上 慎司・橋口 昌治 20090910 『税を直す』,青土社,350p. ISBN-10: 4791764935 ISBN-13: 978-4791764938 2310 [amazon][kinokuniya] ※ t07.


UP:20081211 REV:20090816
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