『社会調査のためのデータ分析入門――実証科学への招待』
土田 昭司 19941130 有斐閣,166p.
last update:20120126
■土田 昭司 19941130 『社会調査のためのデータ分析入門――実証科学への招待』,有斐閣,166p. ISBN-10:464106721X ISBN-13:978-4641067219 \2625 [amazon]/[kinokuniya] ※ sn06_2
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、心理学や社会学などを専攻し、これから社会調査を行おうとする人たちを対象に、データ分析手法の意味や手続きを平易に解説するとともに、SASとSPSSを使用したコンピュータ利用について興味深く説明する。
内容(「MARC」データベースより)
心理学や社会学を専攻し、これから社会調査を行おうとする人たちを対象に、データ分析手法の意味や手続きを平易に解説するとともに、SASやSPSSを使用したコンピュータ利用を興味深く説明する。〈ソフトカバー〉
■目次
第1章 科学的真実とは何か
1 科学的真実の種類
2 人間科学における「因果関係」とは何か
3 科学的真実を知る方法
第2章 因果的真実を証明する方法――実験計画法
1 実験的方法の論理
2 思考の道具としての実験的方法
第3章 記述的真実と因果的真実を知る方法――社会調査法
1 社会調査法の種類
1.1 調査設計による類型化
1.2 調査技法の種類
1.3 悉皆(全数)調査と標本調査
2 標本抽出法
2.1 なぜ標本をとるのか
2.2 標本抽出の原理
2.3 標本抽出法の種類
3 調査によって因果的真実を知る方法
第4章 一般化の理論――無限母集団と有限母集団
1 無限母集団における一般化の論理
2 有限母集団における一般化の論理
3 メタ分析
第5章 測定とは何か――数量化、代表性、離散性
1 数量化における尺度の種類
2 データを1つの情報で表現する――代表値
3 データの散らばり具合を表現する――離散性
4 データの偏り具合を表現する――歪度
5 データを標準化する
SAS、SPSSの分析例
基本統計量の産出
〈SPSS〉
〈SAS〉
第6章 関連性とは何か
1 質的データにおける関連性
1.1 クロス集計表
1.2 統計的検定の基本的な考え方
1.3 カイ(χ)2乗検定
SAS、SPSSの分析例
クロス集計表とカイ(χ)2乗検定
〈SPSS〉
〈SAS〉
2 量的データにおける関連性――共分散、相関
SAS、SPSSの分析例
相関係数
〈SPSS〉
〈SAS〉
3 関連性の分析において注意すべきこと――類似相関関係など
第7章 差の検定
1 名義尺度の差の検定
2 順序尺度の差の検定
2.1 メディアン検定
2.2 クラスカル・ワリス検定
SAS、SPSSの分析例
メディアン検定とクラスカル・ワリス検定
〈SPSS〉
〈SAS〉
3 間隔尺度・比例尺度(量的データ)の差の検定
3.1 2つのグループの平均値の差の検定
SAS、SPSSの分析例
2つのグループの平均値の差についてのt検定
〈SPSS〉
〈SAS〉
3.2 2つの変数の差の平均値の検定
SAS、SPSSの分析例
2つの変数の差の平均値についてのt検定
〈SPSS〉
〈SAS〉
第8章 古典的分散分析――ANOVA
1 独立変数が1つの場合の分散分析
SAS、SPSSの分析例
一元配置の分散分析
〈SPSS〉
〈SAS〉
2 独立変数が2つ以上の場合の分散分析
2.1 二元配置の分散分析の例
SAS、SPSSの分析例
二元配置の分散分析
〈SPSS〉
〈SAS〉
第9章 回帰分析
1 説明変数が1個の回帰分析――単回帰分析
1.1 相関係数と決定係数の関係
SAS、SPSSの分析例
単回帰分析
〈SPSS〉
〈SAS〉
2 説明変数が2個以上の回帰分析――重回帰分析
3 重回帰分析における検定
SAS、SPSSの分析例
重回帰分析
〈SPSS〉
〈SAS〉
第10章 因子分析
1 因子分析とはどのような分析か
2 因子分析の数学的意味
2.1 因子得点と因子負荷量
2.2 共通性と独自性
2.3 因子負荷量の推定と固有値
2.4 抽出する因子の数の決定
2.5 因子の解釈をしやすくする――因子の回転
SAS、SPSSの分析例
因子分析
〈SPSS〉
〈SAS〉
文献一覧
付表一覧
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志