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『「暴対法」下のヤクザ (アウトロー論集)』

猪野 健治 19941115 現代書館,310p.

last update:20110313

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■猪野 健治 19941115 『「暴対法」下のヤクザ (アウトロー論集)』,現代書館,310p. ISBN-10:4768466559 ISBN-13:978-4768466551 \2940 [amazon][kinokuniya]

■内容


内容(「BOOK」データベースより)
権力は何故ヤクザを隔離するのか。暴対法体制下で逼塞するヤクザ社会。公然部分と完全地下化へ向けて、2極分化するヤクザたちの今を、緻密な取材と資料を駆使し検証する。

内容(「MARC」データベースより)
権力はなぜヤクザを隔離するのか。暴対法の施行以降、ヤクザという言葉を使わなくなり、指定暴力団組員と言いかえるようになった。公然部分と完全地下化へ向けて、2極分化するヤクザたちの今を緻密な取材と資料から検証する。

■目次


はじめに

第一章 暴対法体制下のヤクザ
 凶悪犯罪が急増
 マフィアの日本進出
 破門・絶縁組員の行方
 改正暴追法の問題点
 暴力団追放運動の行方
 親分子分制は解体できるか
 「元組員」という差別
 系列化進む総会屋業界
 グレン隊とマフィアの進出
 モーターサイクル・ギャングスター登場の可能性
 凶悪犯罪の時代
 住友銀行名古屋支店長射殺事件の背景

第二章 暴対法のウラにあるもの
 座談会 正延哲士・坂田桂三・安孫子誠人・猪野健治

第三章 暴対法体制下では何が起こっているか――会津小鉄・高山登久太郎会長インタビュー

第四章 シノギの研究
 タニマチ
 みかじめ料
 キリトリ
 ノミ屋
 事件仕事
 ヒモ稼業
 覚せい剤市場
 民事介入暴力 T
 民事介入暴力 U
 合法企業
 独立組織の台所

第五章 MAFIAノート―ヤクザとの比較研究
 マフィアとヤクザ
 コロシモとトリオ
 全米を分配支配
 最高意思決定機関
 ファミリーの苦悩
 有力ファミリーの実力
 合法企業浸透戦略
 ガンビーノ・ファミリーの危機
 チャイニーズ・マフィア
 ヤクザをマフィアに追い込むもの

終章 ウラ社会の近未来
 "暴対法効果"とは何か
 凶悪犯罪、企業襲撃が多発
 パチンコだけで百億円の資金源封圧
 アウトローの二極分化

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20110313 REV:
『累犯障害者――獄の中の不条理』 ◇反・貧困(所得保障/生活保護/…)2008 3月身体×世界:関連書籍 1990'  ◇BOOK
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