『生命――その始まりの様式』
多田 富雄・中村 雄二郎 編 19940520 誠信書房，376p.
■多田 富雄・中村 雄二郎 編 19940520 『生命――その始まりの様式』，誠信書房，376p. ISBN-10: 4414803071 ISBN-13: 978-4414803075 3150 ［amazon］／［kinokuniya］ ※ be.
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人の生命はどこから始まるのか、という問題が、体外授精、生み分け、妊娠中絶、出生前診断、胚の遺伝子治療等に伴って切実なものとなってきている。本書は、自然科学の最新の知見に基づいて考察すると共に人間や文化に関わるものとして15名の識者が様々な角度から考察。
＊http://www.seishinshobo.co.jp/book/b88114.html
■目次
第一部
第1章 科学的知の始まり 村上陽一郎
第2章 宇宙の始まりの様式 佐藤勝彦
第3章 生命の始まり―はじめに神話ありき 菊池韶彦
第4章 個体づくりの様式―そのトポロジーを探る 岡田節人
第5章 免疫超システムの始まり 多田富雄
第6章 脳と心の始まり―脳進化論序説 黒田洋一郎
第7章 ヒトの起源 養老孟司
第8章 人間の誕生と廃棄―生殖技術と倫理学 森岡正博
第二部
第9章 始まりとは何か 小林康夫
第10章 生命のトポス―細胞と意識 饗庭孝男
第11章 宗教的生の始まり 笠原芳光
第12章 唯識から見た生命の始まり 竹村牧男
第13章 マンダラと生命 松長有慶
第14章 サイボーグの誕生 西垣通
第15章 生命の始まりとリズム 中村雄二郎