『モダンとポストモダン――現代社会学からの接近』

千石好郎編　19940520　法律文化社，210p.

last update:20100516

■千石好郎編　19940520　『モダンとポストモダン――現代社会学からの接近』，法律文化社，210p.　ISBN-10:458901808X　ISBN-13:978-4589018083　\2730　[amazon]／[kinokuniya]　※ s

■目次

第１章　モダン／ポストモダン論の歴史的展開
　１　近代社会の基本的骨格
　　　１　問題への基本的視角
　　　２　近代社会の基本的特徴
　２　社会類型論とモダン／ポストモダン論
　　　１　社会類型論
　　　２　ダニエル・ベルの現状認識
　　　３　「組織の解体した資本主義」論
　３　モダン／ポストモダン論争――現代社会における人間の条件
　　　１　ハーバーマスの「近代…未完のプロジェクト」
　　　２　「ポストモダンの条件」の追求
　　　３　情報革命の展開とポストモダニズムの浸透

第２章　日常生活と社会的相互行為
　１　「日常性の社会学」の主題
　２　日常知の仕掛け
　３　相互行為の秩序と自己呈示
　４　会話分析の展開

第３章　社会学から人類学まで
　１　はじめに
　２　序論にかえて
　３　人と作品とから

第４章　家族の現代的変容―個人化をめぐって
　１　はじめに
　２　家族の個人化とはなにか
　３　現代家族と個人化
　４　おわりに

第５章　集団視点の再考―現代日本社会における学級集団
　１　はじめに
　２　集団の一般論
　３　集団状況の変化
　４　学級集団の不全状態
　５　学級集団に影響を与える外的要因

第６章　都市化と地域社会
　１　はじめに
　２　地域社会
　３　都市化と地域社会の変化
　４　おわりに――ポストモダンの都市コミュニティ形成にむけて

第７章　公共性とコミュニケーション
　１　現代社会と公共性
　２　公共性とマス・メディア
　３　公共性と市民ネットワーク
　４　ネットワーキングの原理とネットワーキング能力

第８章　情報社会の展望と幻想
　１　ヴィジョンとしての情報社会
　２　情報社会の不安
　３　地域における情報化
　４　情報・知識・知恵
　５　「多メディア社会」におけるノイズ

第９章　社会理論とポストモダニゼーションナラティヴ・セラピーの世界へ
　１　はじめに
　２　「ポストモダン」のファミリー
　３　近代の徹底化による近代の溶解
　４　ポストモダニゼーションの諸局面
　５　社会学とポストモダン
　６　結びにかえて

＊作成：櫻井浩子

UP：20100516　REV:

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