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『「みやこ」という宇宙――都会・郊外・田舎』

園田 英弘 19940420 日本放送出版協会,NHKブックス696,243p.


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■園田 英弘 19940420 『「みやこ」という宇宙――都会・郊外・田舎』,日本放送出版協会,NHKブックス696,243p. ISBN-10: 4140016965 ISBN-13: 9784140016961 907 [amazon] ※

■内容(「BOOK」データベースより)
「ミヤコ」とは何だろうか。宮処として、王宮の所在するところ、政治・経済・文化の中心としての首都は、やがて繁華な祝祭空間=都会として発展する。「ミヤコ」に魅せられ、惹きつけられる人々のミヤコ志向は、「ミヤコの辺」=野と町の境界を、郊外を、田舎を吸収してゆく。それは都市域の限りない増殖による、無秩序な日本の都市の姿を浮かびあがらせている。本書は、京都・東京という二つの「ミヤコ」をモデルとして、「棲み家」としての都市−郊外空間の意味を問い直し、更には、人々の営為を外界に表現する都市の「意味空間」を考えるものである。

【帯文】
[ミヤコ]の文明学〜野と町の境界で都鄙があってこそ、日本だった!
[都市]はどこへ向かうのか?

■著者紹介
園田 英弘(そのだ・ひでひろ)
1947年、福岡県に生まれる。1971年、京都大学教育学部卒業。1978年、東京大学大学院博士課程中退。京都大学人文科学研究科助手、国立民族学博物館助教授を経て、1994年、国際日本文化研究センター教授。専攻、社会史・比較社会学
著書『西洋化の構造〜黒船・武士・国家』『都市化の文明学』(分担執筆)

■目次
はじめに
第I部 「ミヤコ」の系譜
 一 ミヤコとは何だろうか
 二 平安京から京都へ――ミヤコ平安京の変遷
 三 ミヤコと首都と
 四 「あづまの都」の意味空間
第II部 「ミヤコ」の宇宙誌
 一 都と鄙の境界
 二 ボストンと郊外――遠心的都市化
 三 内に向かうモザイク都市――京都の求心的都市化
 四 ミヤコ東京の「辺[ほとり]」
 五 ミヤコ空間を鳥瞰する
あとがき

■紹介・引用
▼(帯裏面記載)
 ミヤコ京都は、古代以来のその長々しい歴史のなかで、日本の国土についての多くの観念を生み出してきた。私は京都を過度に日本の都市の典型に祭り上げるつもりはない。私の関心は、京都にではなく「ミヤコ」そのものにあった。日本の都市は、ミヤコ京都の影響を無視しては理解できない。…それは京都という具体的な都市の影響というよりも、京都という存在と分かちがたく一体となっていたミヤコ観念の影響力のせいであった。この本の主題はミヤコという観念を通してみた、日本の都市とその周囲の関係ということになるであろう。[本文より]

■書評・言及
[……]

*作成:村上 潔(立命館大学大学院先端総合学術研究科)
UP:20080122
都市・空間・場所 ◇BOOK
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