『自由主義の再検討』
藤原 保信 19930820 岩波書店,220p.
last update:20111024
■藤原 保信 19930820 『自由主義の再検討』,岩波書店,岩波新書,220p. ISBN-10:4004302935 ISBN-13:978-4004302933 \735 [amazon]/[kinokuniya] ※ l03 u03
■内容
出版社/著者からの内容紹介
資本主義の経済,議会制民主主義の政治を軸とする「自由主義」――それは社会主義体制の崩壊によって勝利したといえるのだろうか.むしろ今こそ,その自己克服・修正が求められているのではないか.近代の思想史を見直しながら,自由主義の本質と限界を明らかにし,二十一世紀にむけた新しい思想「コミュニタリアニズム」への展望を語る.
内容(「BOOK」データベースより)
資本主義の経済、議会制民主主義の政治を軸とする「自由主義」―それは社会主義体制の崩壊によって勝利したといえるのだろうか。むしろ今こそ、その自己克服・修正が求められているのではないか。近代の思想史を見直しながら、自由主義の本質と限界を明らかにし、二十一世紀にむけた新しい思想「コミュニタリアニズム」への展望を語る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤原 保信
1935‐94年。専攻は政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
序章 自由主義は勝利したか
第T章 自由主義はどのようにして正当化されたか
1 資本主義の正当化
2 議会制民主主義の正当化
3 功利主義の正当化
第U章 社会主義の挑戦は何であったか
1 政治的解放の限界
2 私有財産と疎外
3 市場経済と搾取
第V章 自由主義のどこに問題があるか
1 社会主義の失敗
2 自由主義の陥穽(一)
3 自由主義の陥穽(二)
終章 コミュニタリアニズムに向けて
あとがき
主要人名索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志