弧独・迫害・病や死――。悩みぬく人々が残した記録を優しく読み込み、苦悩の闇のはてに生命の再生を見通す社会学的人間学の試み。苦悩を越え生命の再生へ。
"死"に向かう苦悩と"生"に向かう愛との関連を探る社会学的人間学の試み。苦悩をつくりだす社会的なかかわりと、苦悩に伴う自己否定の破壊性ならびにその自己否定を通して生じる根源的な生命感=愛に至る道筋を理論化する。