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『人間らしい死にかた〈上〉――人生の最終章を考える』

Nuland, Sherwin B. 1993 How We Die: Reflections on Life's Final Chapter,Vintage,278p.
=19970825 鈴木 主税 訳,河出書房新社, 河出文庫,304p.

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last update:20160315

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■Nuland, Sherwin B. 1993 How We Die: Reflections on Life's Final Chapter,Vintage,278p. =19970825 鈴木 主税 訳 『人間らしい死にかた〈上〉――人生の最終章を考える』,河出書房新社, 河出文庫,304p. ISBN-10:4309461778 ISBN-13:978-4309461779 欠品 [amazon][kinokuniya] ※ d01

■内容

身内の死に接し、自分の死を思うにつれ、人は誰しも死とはどういうことなのかを知りたがる。外科医として「実に多くの死を見てきた」著者が、われわれの大半を襲ういくつもの死の病を取りあげ、赤裸々に描き出した、死にゆく人間がかならず体験する普遍的な過程。いたずらに延命策を施す現代医療に警鐘を鳴らし、全米に衝撃と感動を与えた大ベストセラー。全米図書賞受賞作。

■目次

1 締めつけられる胸
  初めて出会った患者の死/死にまつわる神話と現実/心臓疾患/虚血症/狭心症と心筋梗塞/アーヴ・リプシナーの症例

2 ハートはどうして働かなくなるか
  心臓のメカニズム/冠状動脈の裏切り/鬱血性心不全/ホラース・ギデンズの悲劇/検査から治療へ/人工蘇生術

3 七十歳にてわれ死なむ
  老齢と死因/私の家族の物語――母と祖母の死/老化と破壊/委縮する脳/脳卒中/祖母は音もなくくずおれた/老人の肺炎

4 高齢者の死への入口
  脳卒中の発作/老人病学者と専門医の違い/老化のプロセスと理論/老人が死ぬ主な7つの病気/死は生の一部/死を締め出す虚栄心

5 アルツハイマー病
  病態生理学/原因がつかめないアルツハイマー病/ホイッティんぐ夫妻を襲った不幸/家族の苦悩/アルツハイマー型痴呆/アルツハイマーの発見

6 殺人と精神の安らぎ
  酸素と生命維持/苦悶から死へ/回復不能の死/ある殺人事件/体内の麻酔剤エンドルフィン/探検家リヴィングストンの体験/臨死体験

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:奥棒 由起子
UP:20160315 REV:(更新した日付全て)
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