『社会学の新しい方法規準――理解社会学の共感的批判 第2版』
Giddens, Anthony 1993 New Rules of Sociological Method: A Positive Critique of Interpretative Sociologies, Second Edition, Polity Press.
＝20050225 松尾 精文・藤井 達也・小幡 正敏 訳，而立書房，293p.
■Giddens, Anthony 1993 New Rules of Sociological Method: A Positive Critique of Interpretative Sociologies, Second Edition, Polity Press.
＝20050225 松尾 精文・藤井 達也・小幡 正敏 訳，『社会学の新しい方法規準――理解社会学の共感的批判 第2版』，而立書房，293p. ISBN-10: 4880592706 ISBN-13: 9784880592701 \2500 [amazon]／[kinokuniya] ※
■内容
内容（「BOOK」データベースより）
錯綜する思想潮流との建設的対話をとおして得られた成果。A・ギデンズの構造化理論の真髄を提示する。
内容（「MARC」データベースより）
社会科学の研究において「二重の解釈学」がもつ意味を明確化し、それとの関連で「再帰性」と「構造化」という理論の骨格となる概念の輪郭を提示。錯綜する思想潮流との建設的対話を通して得られた成果。原著第2版の翻訳。
訳者略歴（「BOOK著者紹介情報」より）
- 小幡 正敏
- 1958年生。関東学院大学講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
■目次
まえがき
第二版への序論
第一版への序論
1 社会理論と社会哲学のいくつかの潮流
実存主義的現象学‐シュッツ
エスノメソドロジー
ポスト・ウィットゲンシュタイン派哲学‐ウィンチ
要約――理解社会学の意義
解釈学と批判理論――ガダマー、アーベル、ハーバーマス
2 行為能力、行いの同定、コミュニケーション意図
行為能力の諸問題
意図と企て
行いの同定
行為の合理化
意味とコミュニケーション意図
3 社会生活の生産と再生産
秩序、権力、葛藤‐デュルケムとパーソンズ
秩序、権力、葛藤‐マルクス
「有意味な」ものとしてのコミュニケーションの生産
相互行為の道徳的秩序
相互行為における権力の関係
合理化と再帰性
行為の動機づけ
構造の生産と再生産
要約
4 説明的解明の形式
実証主義のディレンマ
その後の展開――ポパーとクーン
科学と非科学
相対主義と解釈学的分析
適合性の問題
結語――社会学の新しい方法規準
註
訳者あとがき
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
＊作成：樋口 也寸志