『ホスピスと老人介護の歴史』
新村 拓 19921030 法政大学出版局,214p.
■新村 拓 19921030 『ホスピスと老人介護の歴史』,法政大学出版局,214p. ISBN-10: 4588312057 ISBN-13: 978-4588312052 2520 [amazon] ※+[広田氏蔵書] a06 d01 t02
■内容(「BOOK」データベースより)
〈ホスピス〉とは何か、その歴史的起源と意味を、来日宣教師の医療伝道とキリシタンの看取りの作法に探るとともに、中世および近世の伝統的な老人観と老人介護の実態を追究し、高齢化社会における在宅医療・臓器移植のあり方、豊かな老後と尊厳ある死について問いかける。
■目次
第1部 ホスピス・ケアの思想と歴史
第1章 ホスピスと尊厳ある死
第2章 戦国期のホスピス・ケア
第3章 癒しの行為に込められた意味
第4章 幕末・明治期の医療環境と伝道
第2部 老い観と老人ケアの思想史
第1章 中世の老い観
第2章 来日外国人の見た近世の老人
第3章 『老人必用養草』が教える老いの養い
第4章 『病家示訓』にみる医者選びの心得
付論 『病家要論』の家庭医学
第3部 現代医療の歴史と課題
第1章 死を取り込んだ医療への不安
第2章 在宅医療、その歴史と現在
第3章 医療史のなかの仏教
■言及
◆立岩 真也 2008 『…』,筑摩書房 文献表