『教育と権力』

マイケル・W・アップル　19920328　日本エディタースクール出版部，358p.　3466

このＨＰ経由でamazon・bk1で購入していただけたら感謝。
（購入額の約３％が、下の［amazon］からなら５％が、寄付されます。）

■マイケル・W・アップル　19920328　『教育と権力』，日本エディタースクール出版部，358p.　ISBN：4888881863　3466　［amazon］／［boople］

内容（「BOOK」データベースより）
本書は、教育に組み込まれている矛盾する権力関係と、民主的行為の可能性を創り出すような諸力に注目する。学校が不平等な社会を維持再生産する「機能」と「役割」についての、あまたの教育論を批判・検討する。学校で生徒が日常的に生きる様式を提示し、いかに「生きられた文化」を創造し再生産するかを分析する。カリキュラム形態におけて、労働過程としての教師の仕事が実質的にどう変化しているかを明らかにする。本格的学校論。
内容（「MARC」データベースより）
学校の中で何がおきているのか。気づかないうちに支配と搾取のシステムが永続的に再生産されている、そのことを正面から見据えて問題を提起する。
商品の詳細
単行本: 358ページ
出版社: 日本エディタースクール出版部 (1992/03)
ISBN-10: 4888881863
ISBN-13: 978-4888881869
商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.8 cm

目次
　日本語版への序
　アーク版への序
　謝辞
　凡例
　第一章　再生産、対抗、カリキュラム　…　１
Ⅰ
危機の影　…　１
Ⅱ
教育批評　…　１３
カリキュラムと再生産　…　１７
第一の接近としての『学校幻想とカリキュラム』　…　２７
労働と文化における葛藤と矛盾　…　３６
教育と国家　…　４４
イデオロギーとカリキュラムの形態　…　４８
Ⅲ
技術的・管理的知識の伝播　…　５５
　第二章　技術的知識、逸脱、国家―文化の商品化―　…５９
学校がしていること、していないこと　…６３
学校知―配分か生産か　…　６７
学校知と資本の蓄積　…　７１
国家の役割　…　８２
対応理論が説明していないこと　…　９０
活動の場所を見いだすこと　…　９２
　第三章　潜在的カリキュラムのもうひとつの側面―生きられた文化Ⅰ―　…　１０３
はじめに　…　１０３
単なる再生産を超えて　…　１０４
潜在的カリキュラムと職場の規範　…　１０９
働く女性たち　…　１２５
ロマン主義に抗して　…　１３０
教育的行為　…　１３８
　第四章　階級・文化・国家におけるレジスタンスと矛盾―生きられた文化Ⅱ―　…　１４５
はじめに　…　１４５
イデオロギーと生きられた文化　…　１４７
規定と矛盾　…　１５１
階級、文化、一般化された労働　…　１５４
階級と文化、労働者階級の社会移動　…　１６４
階級と家父長制―フェミニティの文化　…　１７１
ブラウン・黒人・貧乏であること　…　１８１
再生産についての理解　…　１８５
Ⅱ
再生産と改革　…　１８８
正統化、〔資本〕蓄積、国家についての理解　…　１９０
政治的領域、そしてリベラル・ディスコースに関するノート　…　１９４
国家的危機の輸出　…　１９８
政治的・教育的行動に向けて　…　２０１
結論　…　２０８
　第五章　カリキュラムの形態と技術的コントロールの論理―再び商品化について―　…　２１３
企業のイデオロギー―教師への浸透　…　２１５
脱技能化と再技能化　…　２２１
カリキュラム形態のコントロール　…　２２６
技術的なコントロールの受容　…　２３４
〔知識を〕持つ人間　…　２４０
レジスタンス　…　２４６
　第六章　教育的・政治的仕事―その可能性―　…　２６１
伝統の再構築　…　２６１
政治的行為、民主主義、教育　…　２７０

原注　…　２８３
訳注　…　３２５
『教育と権力』解説　…　３２７
訳者あとがき　…　３４３
索引　…　３５８

＊作成：植村要＊／青木慎太朗
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/g/uk01.htm

UP:20070705

◇本

TOP　HOME (http://www.arsvi.com)◇