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『臨床の知とは何か』

中村 雄二郎 19920121 岩波書店,岩波新書,229p.

last update:20111011

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■中村 雄二郎 19920121 『臨床の知とは何か』,岩波書店,岩波新書,229p. ISBN-10: 400430203X ISBN-13: 978-4004302032 \798 [amazon][kinokuniya]


■内容

出版社/著者からの内容紹介
科学に代表される〈近代の知〉は大きな成果を生んだ.しかし今日,その限界も指摘されはじめている.人間存在の多面的な現実に即した〈臨床の知〉が構築されねばならない.著者の積年の思索の結実である本書は,人間の知のあり方に新たな展望を開き,脳死や臓器移植などの医学的臨床の問題にたいしても明快な視点を提供する.
内容(「BOOK」データベースより)
科学に代表される“近代の知”は大きな成果を生んだ。しかし今日、その限界も指摘されはじめている。人間存在の多面的な現実に即した“臨床の知”が構築されねばならない。著者の積年の思索の結実である本書は、人間の知のあり方に新たな展望を開き、脳死や臓器移植などの医学的臨床の問題にたいしても明快な視点を提供する。


■目次

序文―なぜ〈臨床の知〉なのか 1

T 〈科学〉とはなんだったのか 13
 1 学問の危機・地球の危機 14
 2 科学と生活世界 27

U 経験と技術=アート 45
 1 知の異なった可能性 46
 2 経験・実践と技術を顧みる 60

V 臨床の知への道 79
 1 情念から制度そして言語へ 80
 2 共通感覚からの出発 94

W 臨床の知の発見 111
 1 演劇的知/パトスの知/南型の知 112
 2 臨床の知の仕組み 125

X 医療と臨床の知 141
 1 臨床医学の原型と展開 142
 2 医療の現在を考える 156

Y 生命倫理と臨床の知 173
 1 脳死と臓器移植の問題 174
 2 説明と同意の問題 195

あとがき 213
参考文献一覧 217
人名索引・事項索引


*作成:樋口也寸志 更新:植村 要
UP: 20100920 REV:20111011
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