『慢性疾患の病みの軌跡――コービンとストラウスによる看護モデル』
Woog, Pierre 編 1992 The Chronic Illness Trajectory Framework;The Corbin and Strauss Nursing Model,Springer Publishing Company,102p.
=19950115 黒江 ゆり子・市橋 恵子・宝田 穂 共訳,医学書院,153p.
last update:20101202
■Woog, Pierre(ピエール・ウグ)編 1992 The Chronic Illness Trajectory Framework;The Corbin and Strauss Nursing Model,Springer Publishing Company,102p.
=19950115 黒江 ゆり子・市橋 恵子・宝田 穂 共訳 『慢性疾患の病みの軌跡――コービンとストラウスによる看護モデル』,医学書院,153p. ISBN-10:4260341723 ISBN-13:978-4260341721 \2835 [amazon]/[kinokuniya] ※ a06
■内容
グラウンデッド・セオリー研究の第一人者による軌跡モデルの実際。グラウンデッド・セオリーは,看護独自の研究法を導く手法として,現在大きな注目を浴びている。本書は,この理論を元にした看護研究の第一人者であるコービンとストラウス自身による「慢性疾患の病みの軌跡モデル」の解説の後で,循環器疾患,HIV/AIDS,精神疾患,癌,多発性硬化症,糖尿病などにかかわる分野で活躍している看護専門職が,それぞれの分野での軌跡モデルの適用について報告している。原著は1992年度の『アメリカン・ジャーナル・オブ・ナーシング』誌の“ブック・オブ・ザ・イヤー”を受賞,その内容の確かさはアメリカでも認められている。
内容(「MARC」データベースより)
コービンとストラウスによる軌跡モデルについての論述に続いて、循環器疾患、HIV、精神疾患、癌、多発性硬化症、糖尿病などにかかわる分野で活躍している看護専門識者がそれぞれ軌跡モデルの適用の実際を述べる。〈ソフトカバー〉
■目次
第1章 軌跡理論にもとづく慢性疾患管理の看護モデル
第2章 癌からの回復の軌跡
第3章 軌跡の枠組みによる循環器疾患の概念の再構成
第4章 慢性疾患の病みの軌跡モデルのHIV・AIDSへの適用
第5章 慢性の精神疾患―始まりも終わりもない軌跡
第6章 多発生硬化症患者の看護への軌跡モデルの適用
第7章 マラソンコースの方向づけ―軌跡の枠組みの糖尿病への適用
第8章 六つの論文についての解説
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:永橋 徳馬