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Fukuyama, Francis 1992 The End of History and the Last Man, Penguin books, 418p. =200505 渡部昇一 訳,三笠書房,332p. ■Fukuyama, Francis 1992 The End of History and the Last Man, Penguin books, 418p. =199203 渡部昇一 訳 『歴史の終わり(上)――歴史の終点に立つ最後の人間』,三笠書房,332p. →199212 知的生きかた文庫 →200506 新装新版. ISBN-10: 4837956564 ISBN-13: 9784837956563 \2000 [amazon]/[kinokuniya] ■内容 出版社/著者からの内容紹介 かつて、これほど世界中で話題をさらった歴史書はない。人間の可能性とゆくえを鋭く示唆し、実に歯ごたえのある本だ。いまの日本人にとって一番必要なのは、この本で説く「気概」ではなかろうか――訳者・渡部昇一。【担当編集者からひと言】 「生涯で読むであろう本のうちでも、最も挑戦しがいのある、刺激的、かつ奥行きの深い本の一冊!」。この『ニューヨーク・タイムズ』の絶賛の声こそ、本書のすべてを表しています。内容(「BOOK」データベースより) なぜ今一つの歴史が終わるのか!幻想のうちに崩壊した「自由の王国」。社会進歩のメカニズムと新しい歴史を創造させるエネルギーとは。現代史を総括する歴史的教訓。内容(「MARC」データベースより) これからの歴史はどう進展するのか。かつてこれほど世界中で話題をさらった歴史書はない。今の日本人に一番必要な「気概」を説く名著。著者略歴(「BOOK著者紹介情報」より)
第1部 なぜいま一つの歴史が終わりを告げるのか――世界史における歴史的「大転換」とその内部構造
空前の権力国家を生み出した「全体主義」 見落とされていたコミュニズムの重大な裏側 20世紀最大の「政治の危機」と「知性の危機」 つぎつぎと崩れ去っていく強大な「全体主義国家」
右翼独裁政府にとっての致命的な「アキレス腱」 政治・経済の無策ゆえにみずからの存在を危うくしていく軍事政権 ラテンアメリカ・南ヨーロッパの民主主義移行に見る驚くべき一貫性
「歴史の山」が着実に動き出した 統計地だけからは計れない「超大国」の驚くべき脆弱さ ソ連全体主義の最大の失敗 全体主義下でのロシア人の政治的成熟ぶり 片肺飛行に終わった1980年代の中国近代化と改革 共産主義のあとにやってくる偏屈でけんか腰の民族主義 小ロシア主義‐新しい民主主義の大潮流 完全に失敗した全体主義下の「人づくり」
イラン・イスラム共和国に見る自由主義と民主主義の大矛盾 イスラム原理主義の復活が真に意味すること 過去400年でもっとも注意すべき現象 「歴史の窓」から見た将来の展望 第2部 幻想のうちに崩壊した「自由の王国」――ヘーゲルの予言はなぜマルクスよりも正確だったのか
「歴史には必ず終わりがあるはずだ」 真の自由が実現するヘーゲルの「歴史の終点」 ヘーゲルが見た「人間の欲望と本性」 1806年の「イエナの開戦」で1つの歴史は終わった マルクス流の「歴史の終わり」 ヘーゲルの予言はなぜマルクスより正確だったのか シュペングラーとトインビーの「ペンミズム」 「近代化理論」に死を宣告した自民族中心主義 なぜ「楽観論」より「悲観論」を選ぶほうが安全なのか
なぜ世界の歴史は一定の方向へ動いているのか 戦争が「近代国家」をつくるという歴史の皮肉 「規模の経済」がもたらす奇跡 マルクスの理想「朝は狩り、昼は釣り、夕方は…」の大誤算 万能とは言いきれない「歴史のかじ取り役」としての近代自然科学
現代版「ルソー主義」の限界 「健全な環境」を作り出すための富と経済のダイナミズム 人類文明に対するテクノロジーの支配力と科学の「復元力」
なぜマルクス‐レーニン主義は「脱工業化」に失敗したのか 「中央計画経済」崩壊の最大原因 共産主義の「墓堀人」を演じた技術官僚
東アジア諸国で見事に自滅した「従属理論」 眠りから覚めた「4頭の虎」の歴史的背景 ラテンアメリカや第三世界で資本主義がうまく機能しなかった歴史的背景 経済への極端な「国家介入」で先進国から後進国へ凋落 バラバラな社会を結びつけていく強烈な「求心力」
「歴史の流れ」から取り残された特異な中東諸国 新たな利益団体を制御するための最良の道具 公害と環境問題に驚くほど無知な共産主義世界 独裁政権につきものの「自壊作用」 教育の普及が生んだ「自分の頭をもった中産階級」 アメリカ民主主義の独自性と最大の欠点 民主主義も切り札にならない「分極化社会」 「独裁性」ゆえの経済成長と中産階級の進出 民主主義をうながす効果的な「潤滑油」 自由主義経済と権威主義の「融合」の持つ力 民主・共産の最良の部分を集めた強力な市場志向型「権威主義」国家
大虐殺が持つ歴史的意味 たとえ歴史が一時的に断絶しても……
アメリカ建国の父たちの「純粋さ」の歴史的意味 ヘーゲルが歴史に見た「人間の本性」とは何か 世界史に下される「最後の審判」 歴史における「最初の人間」と「最後の人間」 第3部 歴史を前進させるエネルギー――「認知」を求める闘争と「優越願望」
なぜ人間は「激しい死闘」へと駆り立てられるのか ホッブズとヘーゲルの相反する「人間」解釈 「認知」への強烈な原始的欲望 ヘーゲル流「真の自己創造」プロセス
「リバイアサン(大怪物)」の音に打たれた鎖 ロック、ホッブス、ヘーゲルが描く三者三様の「最初の人間」像 新しいタイプの人間「ブルジョア」の限界
「気概」の持つ歴史的意味 共産主義が強いる数限りない妥協と屈辱 魂のなかの「気概」が徹底的に抑え込まれた世界 注釈 ■書評・紹介 ■言及 *作成:樋口 也寸志 UP: 20100416 REV: ◇身体×世界:関連書籍 ◇BOOK |