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『限界の哲学』<

Cornell, Drucilla 1992 Philosophy of the Limit, Routledge
=20070425 仲正 昌樹 監訳,澤里 岳史・堀田 義太郎・西山 雄二・細見 佳子・水島 和則・小久見 祥恵・ギブソン 松井 佳子 訳 御茶ノ水書房,372p.


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■Cornell, Drucilla 1992 Philosophy of the Limit, Routledge, 1992.=20070425 仲正 昌樹 監訳,澤里 岳史・堀田 義太郎・西山 雄二・細見 佳子・水島 和則・小久見 祥恵・ギブソン 松井 佳子 訳,『限界の哲学』,御茶の水書房,372p. ISBN-10: 4275005252 ISBN-13: 978-4275005250 [amazon][boople] ※ b

 Cornell, Drucilla http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/dw/cornell.htm

目次

序文 ポストモダニティとはとにかく何なのか?
第一章 否定弁証法の倫理的メッセージ
第二章 共同性の理念に対する「ポスト・モダン」の挑戦
第三章 「屑拾い」の倫理的意味
第四章 善、正、法解釈の可能性
第五章 限界の哲学とシステム理論の関係に対する時間の関与性:司法の責任=応答可能性の召還
第六章 仮装の暴力:正義を装う法
結論   人間=男性の終焉の倫理的・政治的・法的な意義

帯の紹介

「「現代の法学・政治学・倫理学において、「正義とは何か?」という古典的な問いが再び大きなウェートを占めつつある。しかし、「正義はどこから生じるか?」という問いに対して「答え」を出すことはかつてのないほど困難になっている。共同体的な善か、実定法の体系か、あるいは、他者への責任か? ポストモダン系のフェミニズム法・政治哲学の開拓者ドゥルシラ・コーネルは、ヘーゲル弁証法における「善」の探究を起点としながら、それを批判的に継承したアドルノ、レヴィナス、ラカン、ルーマン、デリダの言説を「限界の哲学」として再構築し、アクチュアルな憲法解釈問題に応用することを試みる」


UP:20070505 REV:
BOOK
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