『神と翁の民俗学』
山折 哲雄 19911010 講談社,283p.
last update:20100706
■山折 哲雄 19911010 『神と翁の民俗学』,講談社,283p. ISBN-10:406158992X ISBN-13: 978-4061589926 \815 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
出版社/著者からの内容紹介
歴史や民俗の中に登場する「翁(おきな)」とは何か。この翁は人間界に何を告げようとしたのか。著者は、日本の神の多くは翁の姿でこの世に現われ、また神から翁への展開というモチーフが日本の宗教史を貫く主旋律であったと主張する。さらに「神」が老体の翁であるのに対して、「仏」はなぜ青年の姿で表現されるのかという対照性の命題を追究する。日本人と神や仏との関係に新たな一石を投じた異色の民俗論。
内容(「BOOK」データベースより)
歴史や民俗の中に登場する「翁」とは何か。この翁は人間界に何を告げようとしたのか。著者は、日本の神の多くは翁の姿でこの世に現われ、また神から翁への展開というモチーフが日本の宗教史を貫く主旋律であったと主張する。さらに「神」が老体の翁であるのに対して、「仏」はなぜ青年の姿で表現されるのかという対照性の命題を追究する。日本人と神や仏との関係に新たな一石を投じた異色の民俗論。
■目次
1 翁と童子―その身体論的時空
2 古代における神と仏
3 神から翁へ
4 メシアとしての翁―折口信夫論の試み
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:竹川 慎吾