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『安部先生、患者の命を蔑ろにしましたね』

櫻井 よしこ 19991030 中央公論新社,595p.

last update:20100709

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■櫻井 よしこ 19991030 『安部先生、患者の命を蔑ろにしましたね』,中央公論新社,595p. ISBN-10:4120027635 ISBN-13:978-4120027635  \2415 [amazon][kinokuniya] ※ hivs

■内容

◇ブックレビュー社
薬害エイズの被告人安部英氏をめぐる法廷での論争を,安部氏から名誉棄損で訴えられたジャーナリストが描く
著者は,日本の血友病患者5000人のうち,1800から2000人もの人々が薬害エイズにかかっていることの実態を,雑誌「中央公論」で,1993年から94年にかけて連載し,それは『エイズ犯罪,血友病患者の悲劇』としてまもなく刊行された(大宅壮一ノンフィクション賞受賞)。エイズ研究班の班長だった安部英氏の責任の重さにも当然言及していた。ところが,それからしばらして,本の一部に名誉棄損がある,と安部氏から訴えられた。民事訴訟だった。薬害エイズについての刑事裁判がすでに進行中であるのに,なんでいまごろ,と著者は不思議に思ったが,受けてたつことにした。本書は,そんな立場になった著者による,進行中の刑事裁判の緊迫したやりとりの記録。

著者が取材した被害者たちの証言を随所にはさみながら,血友病に関しては日本一の名医とも言われたことのある安部氏の犯罪を怒りをもって追いかける。緻密な記録から法廷の緊張した様子が伝わってくる。
(フリーランスライター 杉山 由美子)
(Copyright(c)2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)

◇内容(「BOOK」データベースより)
刑事被告人安部英氏をめぐる法廷での息詰まる攻防が明らかにする薬害エイズの真実。

◇内容(「MARC」データベースより)
「製薬メーカーから金銭を受け取り、加熱製剤の認可を遅らせた」との記述を巡り、安部英・元エイズ研究班班長に名誉毀損で訴えられた著者が、法廷での息づまる攻防から薬害エイズの真実を明らかにする。

■目次

第一章 安部先生、真実を語って下さい
第二章 安部先生、被告人はあなたです
第三章 三つの冒頭陳述
第四章 安部先生、あなたの力は偉大でした
第五章 「日本一の名医」に捨て置かれた患者
第六章 安部先生、「治療方針」を定めたのはあなたですね
第七章 治療統括医としての安部氏の力
第八章 治験――ミドリ十字の場合
第九章 治験――カッタージャパンの場合
第十章 治験――トラベノールの場合
第十一章 「イエスマン」木下忠俊助教授の悲哀
第十二章 ウイルス学専門家・栗村敬教授の証言
第十三章 血液学専門家・高月清教授の証言
第十四章 「風間君、一緒にやろう……」
第十五章 一番弟子はなぜ追放されたか
第十六章 三行広告がとり持った縁、松田重三助教授
第十七章 柳富子医師、法廷での涙は何を物語るのか
あとがき

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岡田 清鷹
UP:20100709  REV:
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