『自閉性障害を考える――発達的理解と指導』
西村 章次 19910825 全国障害者問題研究会出版部,312p.
■西村 章次 19910825 『自閉性障害を考える――発達的理解と指導』,全国障害者問題研究会出版部,312p. ISBN-10: 4881349430 ISBN-13: 978-4881349434 \1680 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
■目次
はじめに
第1章 青年たちを訪ねて
1 働くことと、わかること
2 暮らすこと、関わること
第2章 友達との関わりを求める自閉症障害の青年たち
1 親たちが出した宿題
2 私たちの八つの課題
第3章 自閉症障害はどう見られてきたか
1 感覚と自律神経系の障害
母子関係論の克服
関連障害としての脳幹部の障害
脳波に関する研究と臨床、生化学的研究
2 言語を主体とする認知の障害と概念形成の障害
発達症状論的研究
広汎性発達障害
発達性受容性言語障害
言語・認知障害と表象形成不全
大脳の総合機能
第4章 「〜をして〜をして〜をする」
1 自閉性障害児と高次神経系の活動
ルリヤのテストから
空間関係の概念
ことばの意味理解および表現の問題
行為のプログラミング
発話プログラミングの構成と自閉性障害
「〜をして〜をする」
2 武のお母さんレポート
第5章 発達課題ととりくむ
1 コミュニケーションの発達
三つのタイプの発達のつまずき
発達的なつまずきの節
胎児期そして新生児の姿ことばからみた子どもの発達と子育て、教育
ことばとのとりくみ
2 自閉性障害発現の伏線
行動消失と発話消失
循環反応と脱却とシグナルの共有、コミュニケーションの成立
遅れて訪問せざるをえない子どもたち
行動消失・発話消失への伏線
大脳皮質に働きかける
第6章 子育てと保育、教育
1 待つのではなく期待を
刺激を調整しながら
発達援助
「外的支持」
ストーリー化
アクティヴィティーとパーフォーマンス
はっぱをかけない
2 わかる力と関わる力、人格形成
人格発達とわかる力・関わる力
ことばの生命はやわらかい
人間が人間に働きかける
おわりに
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治