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『先天異常を理解する』

飯沼 和三 大泉 純 塩田 浩平 19910825 日本評論社,295p.

last update:20110122

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■飯沼 和三 大泉 純 塩田 浩平 19910825 『先天異常を理解する』 日本評論社,295p. ISBN-104535981140  \2500 [amazon][kinokuniya] ※ **

■目次

はしがき
1奇形の医療史――先天異常はどう考えられてきたか
  先天異常者は切り捨て御免策―色盲にみる常識の盲点―古代神話的な奇形の解釈―奇形と予言―異種間雑種間の迷信―魔女狩りの狂気―開き直りの活路―こびとの伝説―偏見との対峙
2ヒトのからだはどのようにしてできるか――形態生成とそのあやまり
 ヒトの発生のプログラムと関門―器官形成―胎児期―胎児の行動―ヒトの生命はいつ始まるか―発生のあやまり―胎内におけるヒトの受精卵の運命―胚死亡の原因としての奇形・染色体異常―ヒトでは発生初期の異常がなぜ多いか
3先天異常と遺伝・環境
 先天異常と遺伝―奇形と環境因子―医薬品と奇形―単一座位遺伝子の異常による先天異常―染色体異常―環境要因と先天異常―誘発奇形発生の臨界期―多因子遺伝による先天異常―しきい形質の再発危険率の予測―先天異常の発生を減少させるために
4生命科学としての遺伝医学 
 生命科学の定義―メンデルの「遺伝子」説―遺伝する疾病―遺伝病のとらえ方―生命・遺伝子・医学
5分子生物学と遺伝子
 分子生物学のはじまり―遺伝子の構造―遺伝子解析の方法―分子生物学と人間の独自性の神話
6染色体と先天異常
 ヒトの染色体―染色体の本態は遺伝子の運び屋―染色体検査法にはたくさんの方法がある―染色体の異常はまれではない―どんな染色体異常があるか―どうして染色体異常が起こるか―脆弱な染色体症候群―常染色体と性染色体の異常―母親の染色体異常の受けとめ方
7遺伝性疾患の研究
 遺伝性疾患の研究の意義―遺伝性の特徴について―まだ低い病的な優性遺伝子の頻度―常染色体性遺伝子の特徴―保因者の有利―家系分析の重要性X染色体関連遺伝の特徴―双生児研究の意味
8環境因子と遺伝性の先天異常
 環境と遺伝の相互のかかわり―環境か決める遺伝子のレパートリー―HLA遺伝子ファミリーと疾患―遺伝子連鎖不平衡―動物実験による環境と遺伝の研究―薬理遺伝学―喫煙と肺気腫―P450遺伝子の解毒作用と発がん―劣性遺伝子と環境受容性―糖尿遺伝子の研究 9先天異常症候群
 アナログ認識の特性―奇形と症候群―変化する診察基準―症候群診断の専門技術―なぜ病名をつけるか―ダウン症候群の呼称―ダウン症候群の課題の社会化―ダウン症候群とアルツハイマー病―老化研究との関連
10遺伝相談
 遺伝相談の定義―遺伝相談の必須条件―家系図作成の意義―遺伝相談士養成システム―精度管理の努力―理解しがたい確率論議―老化研究との関連
11先天異常と出生前診断
 出生前診断のあゆみ―出生前診断技術―超音波診断―用水穿刺―絨毛生検―研究段階にある分析検査法―胎児由来のタンパクの検索―出生前診断の適応と倫理―DNA診断法の進歩―センター機能の重視―出生前診断をめぐる倫理問題―中絶是非論をこえて―出生前診断の精度管理―症状別による対応の違い
12先天異常のスクリーニング
 先天異常とスクリーニングの歴史―新生児スクリーニングの条件―スクリーニング戦略の変化―ひろがるスクリーニング
13遺伝医学と未来
 自然哲学の理念―あやまちの必然性―死に方への姿勢―遺伝子治療―タンパク研究の趨勢―遺伝相談のジレンマ―ホメオボックスの研究―弱者を助ける立場 14奇形の診断告知と患者の権利
 先天異常の概念―発生の場理論―診断告知と心理ケア―治療の方策―権利としての医療 15先天異常の治療
 先天異常体質論―ノーマリゼーションの運動―カウンセリングの意義―インフォームド・コンセント―遺伝病の治療
あとがき

■言及

◆立岩 真也 2013/05/20 『私的所有論 第2版』,生活書院・文庫版,973p. ISBN-10: 4865000062 ISBN-13: 978-4865000061 1800+ [amazon][kinokuniya] ※

◆立岩 真也 1997/09/05 『私的所有論』,勁草書房,445+66p. ISBN-10: 4326601175 ISBN-13: 978-4326601172 6300 [amazon][kinokuniya] ※


*作成:近藤 宏
UP: 20110122 REV: 20151227
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