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藤本 哲也 編 19910805 勁草書房,456p. ■藤本 哲也 編 19910805 『現代アメリカ犯罪学事典』,勁草書房,456p. ISBN-10: 4326401427 ISBN-13: 978-4326401420 6300 〔amazon〕 ■内容(「BOOK」データベースより) 街路犯罪、レイプ、子供虐待、ドラッグ、帰休制、脱拘禁化、民営刑務所、刑務所廃止論、受刑者組合、苦情処理手続、被害者・加害者和解プログラム、夫婦面会制度…。犯罪への社会学的アプローチ。 ■内容(「MARC」データベースより) 街路犯罪、レイプ、子供虐待、ドラッグ、刑務所廃止論、受刑者組合など、アメリカ犯罪学上の基本的な専門用語を詳しく解説。犯罪への社会学的アプローチ。 ■目次 1章 刑事司法の基本的な概念 2章 警察・検察 3章 裁判・量刑 4章 矯正・保護 5章 立法・組織 6章 青少年問題 7章 犯罪予防・被害者援助・和解プログラム 8章 各種犯罪・その他 ――英語事項索引 ――事項索引 ■引用 1章 刑事司法の基本的な概念 ・ポリーシング(Policing)〔竹村典良 著〕pp.32-8――より (*前半保留) 「より一般的には、この新たな形態のポリーシングは、「法の支配(rule of law)」に基づく社会から「法と秩序(law and order)」に基づく社会への移行の重要な部分を構成している。前者ではデュー・プロセスと市民的諸自由(civil liberties)が少なくともある程度までは保障されるのに対し、後者においてはデュー・プロセス、市民的自由の行使の試みが無秩序の惹起と見なされる傾向にある。」p.35 2章 警察・検察 ・民間警備保障(Private Security)〔伊藤康一郎 著〕pp.73-6――より 「現代の民間警備保障は、「大規模私有財産」を中軸に展開する。その興隆は、「公」による独占の出現する19世紀前の犯罪統制への、単なる逆転ではない。また「公」の犯罪統制の後退による、たんなる「自警主義」の復活でもない。民間警備保障の興隆は、この「大規模私有財産」を中軸に、現代アメリカの警察制度を再編成しつつある。」p.75 7章 犯罪予防・被害者援助・和解プログラム ・被害者・加害者和解プログラム(Victim Offender Reconciliation Program)〔岡本美紀 著〕pp.363-70――より 「市民レベルにおいては、犯罪の激増をまのあたりにして、市民の犯罪に対する恐怖感・不安感が著しく高まってきたのであるが、それと共に、この現状を何ら改善することのできない刑事司法機関に対する不信感も生じてきた。そのために、犯罪問題を、単に専門的研究家や実務家に委ねるのではなく、自らの問題として自ら解決していこうとする直接的な市民の活動が目立つようになってきたのである。たとえば、近年のアメリカにおける「群衆の正義熱」(posse justice fever)や、「自警主義」(vigilantism)の復活などといわれる現象は、その典型的な事例であるといえよう。このように、現代のアメリカでは、犯罪問題において最も利害のはっきりしている犯罪被害者や犯罪の危機にさらられている潜在的被害者にとって、自らの身を守るには自衛手段だけが頼りとなっているという危機的状況が現出している。だが、その一方で、このような市民の自衛指向的な動きが、刑事司法諸機関の活動を補完するという形で、刑事司法の運営に実質的改善をもたらし始めているのである。たとえば、ニューヨークやロサンゼルスのような大都市の犯罪多発地区における私設ガードマンの需要の急激な増加、市民ボランティアによる近隣の安全パトロール(volunteer safety patrols)、法廷の監視(court watching)、プロべーションやパロールにおける市民ボランティアの関与などはそのような現象の現れの一つであるといえるであろう。」p.364 ■書評・紹介 酒井隆史『自由論――現在性の系譜学』p.291→本書p.222 ■言及 *作成:西條 貴伸 UP:20080530 REV:20080627 ◇身体×世界:関連書籍 1990' ◇犯罪・刑罰 ◇BOOK |