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『新医療ソーシャルワーカー論――その制度的確立をもとめて』

児島 美都子 19910630 ミネルヴァ書房,229p.


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■児島 美都子 19910630 『新医療ソーシャルワーカー論――その制度的確立をもとめて』,ミネルヴァ書房,229p. ISBN-10:4623020878 ISBN-13: 978-4623020874 \2310 [amazon][kinokuniya] ※

■内容
(「BOOK」データベースより)
いま、社会福祉士及び介護福祉士法の制定につづいて、医療ソーシャルワーカーの資格制度がとりあげられ、いくつかの理論的問題が論議をよんでいる。このときにあたり、本書は、旧版を大幅に改訂し、資格制度の確立をもとめて、MSWの発展に資するために、新しい素材を提供しようとする。

■目次
はしがき
第1部
第1章 MSWの発生史
1 MSWの成立
2 各国MSWの特徴
第2章 R.キャボットの医療福祉思想
はじめに
1 社会医学の系譜
2 アメリカMSWの背景
3 もうひとつの背景――社会事業
4 キャボットの医療福祉思想
5 結語
第3章 アメリカMSWの歴史と現状
1 アメリカのMSWのはじまり
2 1950年代までのアメリカMSW
3 アメリカMSW 1980年代の現状
資料 病院におけるソーシャルサービスの基準(NASW,1976)
第4章 英国における病院MSWの現況
I 英国の病院MSWのあゆみ
はじめに
1 英国の医療制度
2 1960年代の病院MSW
資料 病院におけるソーシャルワークの機能と組織(英国MSW協会)
3 シ?ボーム・レポート
4 シーボーム・レポートへの批判
まとめ
II その後の英国病院ソーシャルワーク
1 社会福祉の改革
2 NHSの改革
3 改革後の現状
第5章 技術論
はじめに
1 技術をめぐる動向について
2 技術をどう把握するか
3 技術の内容
第6章 医療福祉の今日的課題――業務研究の意義――
はじめに
1 変革期の福祉政策の特徴
2 社会福祉及び介護福祉法の制定
3 医療福祉の課題――業務研究と関連させて
第7章 資格制度化運動とMSWの発展
I 医療職か福祉職か――英国における動きを軸に
はじめに
1 英米の医療ソーシャルワーク
2 わが国の医療ソーシャルワーク
3 医療ソーシャルワークの今日的課題
II MSW資格制度化運動の経過と課題
はじめに
1 資格制度化運動の経緯
資料 医療社会事業に関する経緯
2 医療福祉職制度化運動の到達段階
3 医療職か、福祉職か
おわりに
第8章 MSWに期待するもの
はじめに
1 母の死、そして高齢者福祉
2 スコットランドにおける病院ソーシャルワーカーの業務
おわりに
第2部
第1章 浅賀ふさ先生のたどった足どり――MSWの歴史のなかで――
1 最初の医療ソーシャルワーカー
2 おいたち
3 戦後MSWの歴史のなかで
4 浅賀先生のMSW理論
5 鮮明な人権意識の源流
第2章 英国社会福祉 1985「改革」を視る
はじめに
1 社会保障「改革」の内容
2 「改革」の背景
3 ソーシャルワーカーの任務
4 バークレイ・レポート
5 コミュニティ・ソーシャルワーク
6 その後の論争
おわりに
第3章 アメリカの老人性痴呆対策と福祉サービス
はじめに
1 アメリカの老人性痴呆
2 アメリカの医療・福祉
3 老人性痴呆とアルツハイマー
4 老人性痴呆、アルツハイマーに対する機関、計画およびサービス
5 老人性痴呆およびアルツハイマー対策の体系
おわりに
資料
医療ソーシャルワーカー業務指針(1989年)
倫理綱領(日本ソーシャルワーカー協会、1986年)
医療ソーシャル・ワーカー倫理綱領(日本医療社会事業協会、1961年)
追記1 日本の資格制度問題
追記2 アメリカMSWをめぐる最近の状況
追記3 1990年代の英国の医療関連ソーシャルワーク
索引

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:三野 宏治 
UP:20090521 REV:
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