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吉田 民人(編) 19910510 『社会学の理論でとく現代のしくみ』,新曜社,325p. ISBN-10:4788503921 ISBN-13:4788503921 欠品
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■内容
本書は、現代の具体的な社会現象を理論社会学的な視点から解明しようという、17人の中堅および若手の社会学者の手になる論文集です。現代のしくみを「謎とき」したいという共通のモティーフにつらぬかれた作品集です。
■目次
T わたしとあなた
第1章 登校拒否――誰が「病気」を「治す」のか; 石川 洋明
第2章 家族らしさ――なぜ家庭内離婚は「離婚」なのか;
坂本 佳鶴恵
第3章 私の構成――他者と私はどんなネットワークをつくっているか; 木村 洋二
U 伝統と近代のはざま
第4章 結婚式――なぜ披露宴はハデハデか;
志田 基与師
第5章 町内会――なぜ全戸加入が原則なのか; 玉野 和志
V 彼岸をみつめる
第6章 新新宗教――なぜ若者は宗教へ走るのか; 芳賀 学
第7章 死の位相――信仰は医療に優越するか;
市野川 容孝
W 組織のなかのわれわれ
第8章 組織アイデンティティ――帰属意識はどう変わってきているか; 山田 真茂留
第9章 組織の世界――公式組織とは何か;
奥山 敏雄
X 新しさという環境
第10章 都市文化――なぜ都市はつねに「新しい」のか; 松本 康
第11章 自己表現――近代的表現様式はいかに変貌したか; 桜井 洋
第12章 情報化――情報革命は何を生むか; 川崎 賢一
Y 誰が社会の主人か
第13章 選挙――勝ち負けを決めるのは何か; 宮野勝
第14章 社会紛争――なぜ原子力をめぐる合意形成は困難か; 長谷川 公一
Z 世界はどこへ向かっているのか
第15章 権力――何が東欧改革を可能にしたか;
宮台 真司
第16章 近代の行方――資本主義が近代を変容させるとは; 正村 俊之
第17章 女性史と近代――フェミニズムはどうとらえてきたか;
上野 千鶴子
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:奥坊 由起子