『一般病棟におけるターミナルケアの実際』
川浦 幸光・津田 光世 編 19910425 中央法規出版,169p.
■川浦 幸光・津田 光世 編 19910425 『一般病棟におけるターミナルケアの実際』,中央法規出版,169p. ISBN-10: 4805808462 ISBN-13:978-4805808467 1700 [amazon] ※ b n04 t02 d01
■出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
ホスピスでなければ、ターミナルケアは、できないか?済生会石川総合病院の実践。
内容(「MARC」データベースより)
最近ターミナルケアに対する関心が高まっている中で、いわゆるホスピスではない一般病棟の末期患者に対するターミナルケアのあり方をさぐる。一人一人の患者に一番ふさわしいCareとは何か、またスタッフがCareに対して一丸となることなどの実践を記録。
■目次
プロローグ
1 ターミナルケアをめぐって
1.ターミナルケアへのきっかけ
2.ターミナルケアに対する考え方
3.ターミナルケアとは何から解放するものか
4.癌の告知について
5.症状のコントロール?主として疼痛対策
6.ボランティア・宗教家の役割
7.一般病院とホスピスの比較
8.在宅ターミナルケアの問題点と将来
2 一般病棟におけるターミナルケアの試み
1.ターミナルケアにおける看護婦の役割
2.スタッフ教育
3.疼痛に対する評価とその対策
4.看護体制
5.チームアプローチ
6.家族に対するアプローチとその反応
7.病室の配慮
3 経験したターミナルケアの事例
A 家族の協力が得られ入院中も自由に外出外泊を繰り返し、家族の愛に包まれて死の転帰をとった事例
B 家族および親族の受け入れが悪かった事例
C 家族から見放された事例
D 家族の理解が得られ在宅で死を迎えた事例
E 家族が在宅ケアを希望し、それを可能にするために努力した事例
F 訪問看護への移行と、家族医との連携が密に保たれた事例
G 在宅ターミナルケアにおける患者家族への援助を試みた事例
参考文献
エピローグ
■書評・紹介・言及
*作成:鹿島 萌子