『医者が癌にかかったとき』
竹中 文良 19910325 文藝春秋,293p. ASIN: 4163450602 1400
■竹中 文良 19910325 『医者が癌にかかったとき』,文藝春秋,293p. ASIN: 4163450602 1400 [amazon]/[boople] ※ b c09
■出版社/著者からの内容紹介
直腸癌で手術を受けた日赤の外科部長が、自らの患者体験とそれを通して医のあり方、癌告知や死の問題を考えた心暖まるエッセイ
内容(「BOOK」データベースより)
生還して考えたこと。温かく誠実で清々しい感動の記。
■目次
第1章 医者が癌にかかったとき
第2章 死に方の知恵――癌に倒れた医師たち
第3章 患者に学ぶ
第4章 いのちを見つめて
エピローグ 二つの死の光景
→19940510 文藝春秋,文春文庫,333p. ASIN: 4167343029 500 [amazon]/[boople] ※,
■出版社/著者からの内容紹介
直腸癌で手術を受けた日赤病院外科部長が自らの患者体験を通して医のあり方、癌告知の是非、生死観等を綴った心暖まるエッセイ集
内容(「BOOK」データベースより)
“深夜、なに気なく手に触れた左下腹部のシコリ。はっとしたとたん眠気はふきとび、冷汗が…”50代半ばで大腸癌にかかった日赤の現役外科部長が綴った自らの患者体験―手術を施す側から受ける側に立たされたが故に見えてきた、医療のあり方、癌告知問題、生死観など。清々しく、心暖まるエッセイ集。
■目次
第1章 医者が癌にかかったとき
第2章 死に方の知恵――癌に倒れた医師たち
第3章 患者に学ぶ
第4章 いのちを見つめて
エピローグ 二つの死の光景
解説 保坂正康
「本書の全体を流れる背景の中に、癌と戦った医師が現代医学がどこまで治療を行なうべきか、どの段階でクオリティ・オブ・ライフに入るべきか、といった命題を自らにつきつけていることがわかる。正直のところ、著者は自らが癌になるまでは最期まであきらめないで積極的治療を行なうべきだという考えに立っていたと思われる。[…]しかし現実には[…]」(p.328)