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『グローバル・シティ―─ニューヨーク・ロンドン・東京から世界を読む』

Sassen, Saskia 1991 La communaute inavouable, Princeton Univ Pr
=200811 伊豫谷 登士翁監訳・大井 由紀・高橋 華生子訳,『グローバル・シティ―─ニューヨーク・ロンドン・東京から世界を読む』,筑摩書房,477p.


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Sassen, Saskia 1991 THE GLOBAL CITY: New York,London,Tokyo, Princeton Univ Pr=200811 伊豫谷 登士翁監訳・大井 由紀・高橋 華生子訳,『グローバル・シティ―─ニューヨーク・ロンドン・東京から世界を読む』,筑摩書房,477p. ISBN-10: 448086718X ISBN-13: 978-4480867186 \5775 [amazon][kinokuniya] p0601

■内容(「BOOK」データベースより)
情報通信技術の発達は、たしかに、人口や経済活動の分散をもたらした。しかしその一方で、世界の経済を統治し、世界の文化をリードする重要な機能は、ニューヨーク・ロンドン・東京など、ごく限られた大都市に集積した。その結果形成されたのが、グローバル・シティである。ここには、金融・法律・会計・経営など高度な専門サービスを大企業に提供する企業が集中し、世界中の経済活動を支配・管理している。そして、高度専門職に従事する高所得者層が新しいライフスタイルを生み出す一方、移民労働者を含む膨大な低賃金労働者が都市の産業を底辺で支えている。こうして、世界的な規模で、格差拡大は加速しているのだ ―。国民国家という枠組みを超え、あたらしい世界秩序を産み出しているグローバル・シティ。そのダイナミズムを実証的に解き明かし、世界中に衝撃をあたえた、グローバリゼーション研究・都市論・移民研究・政治経済学の必読書。

■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
サッセン,サスキア
オランダ生まれ。ブエノスアイレス国立大学、イタリア・ローマ大学卒業。米国インディアナ州ノートルダム大学で社会学修士・同博士・経済学博士号を取得。コロンビア大学(都市計画・建築)、シカゴ大学社会学教授を経て、コロンビア大学(社会学)教授

伊豫谷 登士翁
1947年京都府生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。東京外国語大学外国語学部教授を経て、一橋大学大学院社会学教授。グローバリゼーション・スタディーズ、移民研究専攻

大井 由紀
一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)

高橋 華生子
一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、早稲田大学アジア大平洋研究センター助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■紹介・言及

西川 長夫・高橋 秀寿編 20090330 『グローバリゼーションと植民地主義』,人文書院,376p. ISBN-10: 4409240811 ISBN-13: 978-4409240816 \2940 [amazon][kinokuniya] ※
『現代思想』31-06 2003年05月号 特集=サスキア・サッセン グローバリゼーションの最新局面 1300円(本体1238円)ISBN-10: 479171105X [amazon] ※

◇橋口 昌治 200908 「格差・貧困に関する本の紹介」, 立岩 真也編『税を直す――付:税率変更歳入試算+格差貧困文献解説』,青土社


*作成:橋口 昌治 
UP:20090812 REV:
グローバリゼーション  ◇都市・空間・場所  ◇貧困・格差関係の本  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK 
 
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