『脳死と臓器移植を考える』
加賀 乙彦 編 19901218 岩波書店,408p.
last update: 20101006
■加賀 乙彦 編 19901218 『脳死と臓器移植を考える』,岩波書店,408p. ISBN-10: 4000018078 ISBN-13: 978-4000018074 \2854 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
出版社 / 著者からの内容紹介
先端医療が生みだした新しい死の形である脳死.医療技術を誇る日本で,なぜ脳死と臓器移植に抵抗する議論が続くのか.作家であり精神科医である編者が,さまざまな立場の人々と議論し,問題の所在を明らかにする.
内容(「BOOK」データベースより)
先端医療が生みだしたともいえる新しい死の形・脳死。しかし欧米と並ぶ医療技術を持ちながら、日本ほど脳死や臓器移植に抵抗してきた国も少ない。それはなぜか。作家であり精神科医である編者が、移植医、法律家、大学倫理委員、脳死反対の活動家等様々な立場の論者と語り合いながら、現代における生と死の難問に迫る。
■目次
はじめに
脳死の「基準」とは何か
「死への存在」としての人間
合わせ鏡の接点で
「死の定義」各国事情
心臓移植の虚と実
「脳死」か「心臓死」か
リビング・ウィルをめぐって
倫理委員会の意義と実際
臓器移植を認める条件
ヒポクラテスの誓いが崩れるとき
対談を終えて――ひとつの提案
資料・年表
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:片岡 稔