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『羽ばたけオサム』

松浦 郁子 19900910 はまゆう企画,発売:けやき出版,104p.

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last update:20180607

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■松浦 郁子 19900910 『羽ばたけオサム』,はまゆう企画,発売:けやき出版,104p. ISBN-10:4905845769 ISBN-13: 978-4905845768 欠品 [amazon][kinokuniya]

 →◆高橋 修

■内容


■目次

1章 寂しい日々(悲しい思い出;祝福されぬ誕生;オサムの涙 ほか)
2章 夢を求めての旅立ち(職業訓練所への夢;一つのチャンスと挫折;飼い殺しは真っ平だ ほか)
3章 自立と母の死(施設を出よう;印刷会社に就職;母に最後の別れ ほか)
4章 オサムの青春(アパート暮らし;実現させた大きな夢;生まれて初めての楽しい正月)

■引用

「あとがき
 東北のある寒村で、一人の重度身体障害児が生まれました。
 その子は、世間体を恐れる父親に二十五年間、家から出してもらえず、小学校さえも行かないで過ごしました。
 二十六歳になって初めて、伊豆の国立重度身体障害児センターに入り、そこで文字を覚え、タイプを習って自立しました。今では車の運転も出来ます。
 この本は、その過程を拾って書いたものです。重度の障害を持ち、二十五年間教育とも世間とも縁なく過ごした一人の男性が、立派に自立して生きている事実を考え、今の教育のあり方、福祉のあり方を世に問うものです。
 なお、現在実社会において活躍していく方達に類が及ぶ事を考えて、あえて名前等はすべてフィクションとしました。
                                                 松浦郁子」(p.105)

■書評・紹介

■言及



*作成:平安名 萌恵・立岩 真也
UP:20180607 REV:20190417
高橋 修  ◇病者障害者運動史研究  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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