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『不死のワンダーランド――戦争の世紀を超えて』

西谷 修 199007 講談社,323p.

last update: 20100615
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■西谷 修 199007 『不死のワンダーランド――戦争の世紀を超えて』,青土社,396p. →19960710 (講談社学術文庫),講談社,323p. ISBN-10: 4061592408 ISBN-13: 978-4061592407 \958 [amazon][kinokuniya]

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
人間にとっての最大の暴力ないし災厄として、不安や恐怖の最後の対象である「死」。著者は、世界大戦による大量死の時代を背景に登場したハイデガー哲学と、それに続くバタイユ、ブランショ、レヴィナスらの「死」に真正面から向き合った思想を考察する。さらに「死の抑止」を旨とする現代医学をも視野に入れ、現代人が直面する未知の状況―「私の死」を死ぬことができぬ状況を的確に照射した画期的論考。
著者紹介
西谷 修
1950年愛媛県生まれ。東京大学法学部卒業。東京都立大学仏文科修士課程修了。パリ第8大学留学。現在、明治学院大学文学部教授。主著に本書のほか『戦争論』『夜の鼓動にふれる――戦争論講義』、訳書にナンシー『無為の共同体』、バタイユ『〈非-知〉閉じざる思考』、レヴィナス『実存から実存者へ』などがある。

■目次

    1 「ある」、または「存在」の夜と霧
    2 私の不可能性、または公共化する死
    3 ハイデガーの褐色のシャツ
    4 数と凡庸への否と諾
    5 「不安」から「不気味なもの」へ
    6 「不死」のワンダーランド

■引用

■書評・紹介

■言及

*作成:竹川 慎吾
UP: 20100615 REV:

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