『言葉・狂気・エロス――無意識の深みにうごめくもの』
丸山 圭三郎 19900615 講談社,216p.
last update: 20100706
■丸山 圭三郎 19900615 『言葉・狂気・エロス――無意識の深みにうごめくもの』,講談社,216. ISBN-10: 4061490028 ISBN-13: 978-4061490024 \735 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
出版社/著者からの内容紹介
人間存在の最深部でみたされぬ生のエネルギーが奔出する。広大な無意識の言語風景の中で、狂気とエロティシズムの発生を精緻に、鮮烈に照射する哲学の冒険。
殻を脱がない蛇は死ぬ――ローマ時代の修辞家・クインティリアヌスは“Damnant quod non intelligunt(人は自分が理解できない物事は、ダメなもの、間違ったことと決めつける)”と言ったが、まことに人間老いも若きも、わからないものはいやなのである。……しかし日常の創発性という生命の動きがとまってはならない。動きとはまた変化でもある。「殻を脱がない蛇は死ぬ」。――本書より
内容(「BOOK」データベースより)
人間存在の最深部でみたされぬ生のエネルギーが奔出する。広大に無意識の言語風景の中で、狂気とエロティシズムの発生を精緻に、鮮烈に照射する哲学の冒険。
■目次
プロローグ 始原も終極もなく
1 「イカ天」とペレストロイカ
2 文化という記号
3 意識と無意識
4 深層の言葉と言語芸術
5 狂気の言葉
6 エロ・グロ・ナンセンス讃
7 虚構の美と生活世界
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:竹川 慎吾