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White, Michael and Epston, David 19900000 Narrative Means to Therapeutic Ends, New York: W.W.Norton & Comapny. =19920531 小森 康永 訳『物語としての家族』,金剛出版 ◇White, Michael and Epston, David 19900000 Narrative Means to Therapeutic Ends, New York: W.W.Norton & Comapny. =19920531 小森 康永 訳『物語としての家族』,金剛出版, 292p. 5500 ISBN-10: 4772403906 ISBN-13: 978-4772403900 [amazon] [kinokuniya] b ■目次 はしがき カール・トム 謝辞 序 第1章 ストーリー、知、そして力 アナロジー テクスト・アナロジー テクスト・アナロジーと治療 優勢な知と力の単位としての優勢な物語 オルタナティヴ・ストーリーと文化的に有効なディスコース 口述の伝統と文書の伝統:その区別 結論 第2章 問題の外在化 影響相対化質問法 外在化すべき問題の決定 ユニークな結果 人々の問題との関係を再考する 責任 文化的文脈 パノプティコン 目的を示すいくつかの考え 第3章 ストーリーだてる治療 論理科学モードvs.物語モード 招待状 冗長な手紙 予言の手紙 対抗紹介状 照会状 特別な機会のための手紙 短い手紙 物語としての手紙 セルフ・ストーリー 第4章 対抗文書 認定書 宣言 自己証明 結論 付録 認定書 訳者あとがき 参考文献 索引 ■引用 太字小見出しは作成者による 議論のための仮定 すなわち、人々が治療を求めてやってくるほどの問題を経験するのは、彼らが自分たちの経験を「ストーリーング」している物語と/または他者によって「ストーリーされて」いる彼らの物語が充分に彼らの生きられた経験を表していないときであり、そのような状況では、これらのドミナント(優勢な)・ストーリーと矛盾する彼らの生きられた経験の重要な側面が存在するであろう、というものである。(p.34) ユニークな結果 私はゴフマン(1961)にならって、ドミナント・ストーリーの外側に汲み残された生きられた経験のこれらの側面のことを「ユニークな結果unique outcome」と呼ぶことにした。ユニークな結果を定義するにあたって、彼は以下のように述べている。経験が「ある人の人生行路における社会的な撚りsocial strand」へと形作られていく際に「……ユニークな結果は、いつもそのような変化に有利なように無視されている。というのは、ユニークな結果はある社会カテゴリーの各メンバーに対して別個にもたらされているものの、それらは、そのつど彼らにとって基本的でありふれたものと捉えられるのである」(p.127)。(p.35) ユニークな結果が同定されると、人々はそれらに意味を付け加えるように、誘導される。うまく意味が付与されるためには、ユニークな結果がオルタナティブ・ストーリーや物語にプロットされることが必要である。(p.36) 問題の外在化 「外在化」とは、人々にとって耐えがたい問題を客観化または人格化するように人々を励ます、治療における一つのアプローチである。この過程において、問題は分離した単位となり、問題と見なされていた人や人間関係の外側に位置することとなる。問題は、人々や人間関係の比較的固定された特徴と同様に生来のものと考えられているが、その固有性から解き放たれ、限定された意味を失っていく。(p.59) 問題の外在化の実践が、問題から彼ら自身と彼らの人間関係を引き離す際に、この実践は、問題の存続に関与している責任の大きさから人々を引き離すものではない。事実、これらの実践は、彼らが、問題と彼らの関係に気づき描写することを手伝うことになるので、前もってはどうすることもできない事柄である問題に対して責任を負うことが可能になる。 問題の外在化の実践は、(a)人々を彼らの人生と人間関係における問題のしみ込んだ描写から解き放ち、(b)人生と人間関係における、代わりのもっと報酬に満ちたストーリーの誕生と復活を励まし、(c)人々が、問題に対する新しい関係性を同定し発展させるのを手助けする。そうするなかで、この実践は、個人的な作用の新しい意味を育てることにある。(p.87) ◇作成者:篠木 涼 UP:20080518 REV:20081104 ◇ナラティヴ・物語 ◇身体×世界:関連書籍 1990' ◇BOOK |