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『老いとは何か――老い観の再発見』

森 幹郎 198909 ミネルヴア書房,241p.


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森 幹郎 198909 『老いとは何か――老い観の再発見』,ミネルヴア書房,OP叢書 241p. ISBN: 4623019454 1427 [amazon][kinokuniya] ※ b a06

【内容(「BOOK」データベースより)】
社会は「老い」をどのように見ているか、老人自身はどうなのか?老い観は、歴史を見ても、国によってもおどろくほど違っている。本書は「老い観」の史的変遷をたどり、現代世界の「老い観」に光を当て、その背後にある死の問題について考える。そして、老年学者である著者自身の「老い観」の変化を告白的に語る。「老い」へのユニークな入門。

【内容】
社会は「老い」をどのように見ているか。老人自身はどうなのか。歴史的・国際比較的にも著しく異なる「老い観」の史的変遷をたどり,現代の「老い観」を死の問題も含めてユニークに考察する。

【目次】
序章
1 覚えずして来る死
2 生物的な老いと社会的な老い

第1章 老い観
1 社会の持つ老い観の変遷
2 老人の持つ老い観の国際比較
3 現代社会の老い観をつくったもの
4 社会の持つ老い観を今後変えるもの

第2章 老いの社会相
1 科学の対象としての老い
2 社会問題としての老い

第3章 老いは死のこちら側
1 老いと同居する病い
2 変貌する死の姿

終章 私の老い観

■引用
「昔、養老院(一九三一―一九四七)、養老施設(一九四七−一九六三)に収容されていた老人は、たとえ病気になっても、そう簡単に医師の治療を受けることはできなかった。(中略)<171<<172<
 一九六〇年代に入って、医療費保障の制度が軌道に乗ってくると、事情は一変した。病<173<人のケアは福祉行政から一転して医療行政に移ることになったからである。一九六三年老人福祉法が制定されたが、特別養護老人ホームは「身体上又は精神上著しい欠陥があるために常時の介護を必要と」する(老人福祉法第一一条)老人を対象とするもので、「欠陥」という用語の解釈上「病人」を対象とするものではなかったから、特別養護老人ホームは競って保険診療機関を併設することとなった。」(森 1989:171-174)


UP:20080107
森 幹郎  ◇老い  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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