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『税制こそ国家の背骨――歪んだ改革、民主国家の質を問う』

早房 長治 19890228 徳間書店,331p.


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■早房 長治 19890228 『税制こそ国家の背骨――歪んだ改革、民主国家の質を問う』,徳間書店,331p. ISBN-10: 4195538998 ISBN-13: 978-4195538999 1500 [amazon][kinokuniya] ※ t07.
 *はやぶさ・ながはる

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内容(「BOOK」データベースより)
4月1日から実施される消費税とは?本来あるべき税の姿を欧米各国に取材し、歴史的背景から、国民生活への影響は?日本の未来はどうなるのか?不安がいっぱいのこの税の正体をあばく。

■目次

第1章 消費税に国民はどう対処すべきか
第2章 名分なき税制改革
第3章 欧米の改革、ウラオモテ
第4章 国民のための税制改革とは
第5章 公平な税制は民主主義の砦

■引用

 「今回の税制改革で所得税と法人税の最高税率は、それぞれ五〇パーセントと三七・五パーセントとなった。再改革では、二つの税とも、優遇措置を徹底的になくし、課税ベースを広げることによって、税率をさらに引き下げることが可能になる。
 所得税はさらに一〇パーセント引き下げで四〇パーセントにする。[…]土地課税の強化が実現した場合には三五パーセントと、英国の水準(四〇パーセントと二五パーセントより低く、米国(二八パーセントと一五パーセント)にもう一歩というところまで引き下げることもできる。」(早房[1989:261])

■言及

◆立岩 真也 編 200908 『税を直す――付:税率変更歳入試算+格差貧困文献解説』,青土社 ※


UP:20090611 REV:
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