『胃を切った人の体験記』
梅田 幸雄 19881030 協和企画,340p.
last update:20101221
■梅田 幸雄 19881030 『胃を切った人の体験記』,協和企画,340p. ISBN-10:4905744253 ISBN-13:978-4905744252 \1500+税 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
(「BOOK」データベースより)
後遺症と闘い、克服し、明日へ向けて希望を持って生き抜く願いを綴る。―胃を切った人友の会アルファ・クラブの会員70名の手記。
■目次
監修のことば 熊谷洋
はじめに 梅田幸雄
胃を切った人の体験記
- 手術日は佛滅でも 幸運に恵まれて
- 胃切後八年目 イレウスを体験して
- 憎っくき親の仇 癌を待ち構えていた男
- 五十日間に二回の手術 私の養生学
- 重なる不幸は乗り越えるが 克服できぬ後遺症
- 後遺症という わが終生の友を得て
- 先生のアドバイスを聞かず 腸癒着で再手術する
- 兄弟とも胃癌に 従容と死んだ賢兄、打ち克った愚弟
- 無胃にとらわれず 胃癌と肝炎を克服
- 術後の最大の悩みは 体重減少と低血圧
- 病床日誌から 胃癌を乗り越えて
- 三病息災で闘病中 肺がんと胃がんと重症筋無力症と
- 胃全摘後十年 体重減少と疲労感
- 術後二年九ヵ月 目残胃に癌が再発して
- 残胃にまだ癌が 再度の手術で全摘
- 術後、胸部軟骨が伸びて 立居が不自由になる
- 体重は一〇キロ減ったが 気にせず再出発
- 右肺上葉塘、胃絶切除 二度の手術を体験して
- 手術を宣告されてから 八ヵ月目にやっと決意
- 先生の言葉に癌と直感即刻 手術を決心する
- 胃潰瘍と付き合って二十年 遂に手術に踏み切る
- 覚悟を決めながら 手術台に乗るまで迷う
- 術後、診断書を開封 胃ガンだったと知る
- 術後、腹膜炎を併発 お腹にチューブが十一本
- 胃を切って十五年 悔いなき人生を
- 公認会計士試験で 十二指腸潰瘍の手術を延期
- 半年の間に夫婦とも胃癌で手術
- 膀下丹田に気力を集中 激しい腹痛を自力でとめる
- いまだに疑問 胃炎→胃潰瘍→胃癌?
- 慢性萎縮性胃炎で手術 手さぐり養生の二十年間
- 転ばぬ先の杖 定期検診、早期発見、早期治療
- コールタール様の液体を 丼に五杯も吐いて
- 胃癌が卵巣・腹膜に転移 胃も脾臓も卵巣も全摘
- 驚くべき抗ガン作用 「延命草」を服用して
- 後悔先に立たず 胃潰瘍で無胃となる
- 病理検査で悪性と判明 再手術で残胃全摘
- 神の与え給うた試練 胃を全摘して、今私は
- 胃潰瘍手術後は血圧が正常、神経痛も治る
- 進行性胃癌、切って一年 五年生存率にかける夢
- 胃を全摘して五年余 今も逆流と闘いながら
- ストレスから胃潰瘍に 意外に大変な術後の養生
- 苦悩を乗り越えて「ガン」から喜びを得るまで
- 大腸ガンが肝臓に転移 ワクチン療法を実施中
- 人生を見つめる心を養う 我、幸いにしてガンを病めり
- 曽潰瘍を手術して 二十年目三度の吐血で残胃摘出
- 胃ガンで全摘 ガンの告知に思う
- 胃潰瘍で手術 五分の一の残胃を大事にして
- 術後の胸に響いた言葉 死ぬる時節には死ぬがよく候
- 早期胃癌で全摘 癌から生還して
- あらゆる治療の果てに 白隠禅師「丹田呼吸法」
- 青天の霹靂 胃潰瘍(?)で全摘
- 術後五年を経過 胃ガンから解放されて
- 胃癌を手術して 越えるべき五つのハードル
- 三度の手術を乗り越えて 感謝の心に生きる日々
- 脂肪性下痢に悩みながら 食物管理に奮闘中
- 胃潰瘍で全摘後 高熱が続き、苦しむ
- 術後、敗血症で苦しむが 手術が健康にはプラス
- 胃ガソで全摘後十五年 亡き母に支えられて
- 幽門ポリープで手術 拾った命を大切にして
- 体力維持・ボケ防止に ゴルフ・水泳・英語の勉強
- 結婚二年目に胃癌の手術 妻の内助に感謝の毎日
- 胃癌で全摘 胸やけに苦しみながら
- 自動ベッドの工夫で 逆流も次第に軽くなる
- 先入の言葉から 真の健康を体得する
- 十一時間の手術 膵頭十二指腸切除に耐えて
- 胃癌を手術して七年 家事に趣味に忙しい毎日
- 胃癌で全摘後三年 寒さに弱いのが悩みの種
- 教え子の声に励まされ 頑張って教壇に復帰
- 術後、腸閉塞四回 一年目に再手術する
- つかえと逆流に苦しみながら 納豆にすがる無胃男
*作成:箱田 徹