『娘からの宿題――救急病院で死んだ恭子へ』
長尾 クニ子 19880725 草思社,243p.
last update:20101118
■長尾 クニ子 19880725 『娘からの宿題――救急病院で死んだ恭子へ』,草思社,243p. ISBN-10: 4794203195 ISBN-13: 978-4794203199 1575 [amazon]/[kinokuniya] ※ f02
■内容
◇出版社/著者からの内容紹介
たんなる交通事故として処理された娘の死因を追及して、3年半にわたる救急医療過誤裁判を闘いぬいた母親の手記。その医療裁判の全過程が克明に記録されている。
◇内容(「BOOK」データベースより)
ありふれた交通事故だった。ただちに最寄りの救急病院に収容された娘。だが、その容体の悪化を必死で訴える母親に、医師は終始取り合わなかった。容体は急変した。救命救急センターへの緊急転送。手術。2週間におよぶ絶望的な入院生活ののち娘は死亡した。単なる交通事故死として処理される娘の死。あの医師が娘を死なせたのだ。泣き寝入りはしたくない。娘の死因を追究して、3年半におよぶ救急医療裁判を、すべてを投げうって闘いぬいた一主婦の手記。
■目次
家族のアルバム
娘の死(事故;転送;集中治療室;決意)
救急医療裁判(証拠保全;被害者たち;口頭弁論;いらだち)
救急医療裁判〈2〉(田村救急医の証言;救急医療を考える会;落とし穴;交渉;弁護士の交代;水仙の郷)
家族(電話;夫婦の絆)
娘からの宿題(原告であること;命を裁くということ;判決)
娘への手紙
判決文抜粋
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成村上 潔