『「福祉」が人を殺すとき』
寺久保 光良 19880310 あけび書房,246p.
■寺久保 光良 19880310 『「福祉」が人を殺すとき――ルポルタージュ・飽食時代の餓死』,あけび書房,246p. ISBN-10: 4900423300 ISBN-13: 978-4900423305 \1680 [amazon]/[kinokuniya] ※ p0601
■内容紹介
相次ぐ餓死・自殺…。
生活保護行政の実態と背景を告発する。
餓死に追いやったのは誰か(そして“餓死”;福祉事務所に困窮を訴えたが;サラ金;人間の尊厳)
今、全国いたるところで(福祉事務所に抗議殺到;しらを切り、うそぶく当局;生活保護法の本旨は立派だが;申請書をまず渡さない;申請段階を通過したとしても;東京が老母が抗議の自殺)
「適正実施」という名の完全犯罪(“保護者なんかバカばっかだ”;生活保護って何だ;福祉行政をおおう自己規制)
闇のなかの光―善意と勇気の群像(たった一人からの勉強会;札幌市職員組合のアピール;ひと粒ひと粒の善意が)
関連資料編
■紹介・言及
◇『生の技法』参考文献リスト
◇橋口 昌治 200908 「格差・貧困に関する本の紹介」, 立岩 真也編『税を直す――付:税率変更歳入試算+格差貧困文献解説』,青土社