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『財政学』
貝塚 啓明(かいづか・けいめい) 19880225 東京大学出版会,268p.
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last update: 20200120
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■貝塚 啓明 19880225 『財政学』,東京大学出版会,268p.ISBN-10: 4130420283 ISBN-13: 978-4130420280 欠品
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■内容
内容紹介:「はしがき」より(本書:iページ)
この書物は、近代経済学の基礎を一応マスターし財政学を学ぼうとする学生諸君や社会人を念頭におき執筆されたテキストである。その水準は専門学部における4単位の財政学の講義にほぼ対応する内容となっている。
この書物において、筆者が意図したテキストとしての特色を挙げてみれば次のようになろう。
まず第一に、現代の経済社会において重要な役割を果たしている財政、すなわち公共部門の経済活動について、理論面、政策面、制度面からバランスのとれた分析を示したことである。第二に、財政の役割の理解にとって肝要な財政理論を、ほとんど数式を使わない形で図解などによって整合的に説明を加えたことである。第三に、日本のみならずアメリカやイギリスの研究を含めて最近の財政学の成果を吸収し、現実の政策にまで応用しようとしたことである。最後に、主として補論という形ではあるが、「大きな政府」、付加価値税の課税方式、簡素な税制、税制改革などの現在の財政問題についても簡単ではあるが概観し、財政理論の具体的な適用ケースを示したことである。
■目次
はしがき
序章 現代経済と公共部門
T 公共部門の概観
第1章 公共部門の現状
第2章 日本の財政システム
U 財政支出
第3章 公共部門の純粋理論
第4章 政治過程の経済分析
第5章 公共支出と経済効率
V 租税
第6章 税制の誘引効果
第7章 税制と資源配分
第8章 租税の転嫁・帰着
第9章 公平な税制
W 公債発行
第10章 公債の負担
第11章 公債発行と総需要
■著者略歴
奥付より
貝塚 啓明(かいづか・けいめい)
1934年 京都市に生まれる
1956年 東京大学経済学部卒業、同大学大学院社会科学研究科修了
現 在 東京大学経済学部教授(経済学博士)
主要著書 「財政支出の経済分析」(創文社)
「財政」(共著、岩波書店)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
岩ア 弘泰
UP: 20200120 REV:
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